2019/10/14

半端評:191014

アンキャニー 不気味の谷
真田十勇士
EVA<エヴァ>
ゴースト・スクール
7 Days
ゴジラ キング・オブ・モンスターズ
スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム
ジョン・ウィック:パラベラム

アンキャニー 不気味の谷
AmazonPrimeにて鑑賞
「エクスマキナ(アニメじゃない方)」の男性版との評もあるが、まぁ、その通り。
コレ、絶対面白くなる!って思ってワクワクして視てたのに・・・・・
ラストのドンデン展開はかなり早い時点で気付いてしまったが、もう一捻りを想定してワクワクしていたんだが見事に裏切られた。
ラストクレジットの途中でワンシーンが展開されるんだが「よっしゃ!キターーーーーー」って思ったのにあんなクソシーンを挟み込むなんて・・・・
あのシーンは無くてもそこそこの出来、普通~~の出来で仕上がってたのに、あのシーンでクソ駄作に転がり落ちてしまった。
あのシーンを挟みたい気持ちは解らなくもないが、そうではないんだよ、うん・・・

-----ネタバレあり-----
AIだとかロボット工学だとか言ってる(字幕)が、素人考察的には要は「アンドロイド」って事でOK?

天才学者(科学者)と紹介されたヤツ(もうキャラクター名忘れた)とその天才が作ったAIロボット、それを取材するロボット工学に挫折した女性記者が研究室内で繰り広げられる低予算アイディア勝負枠の作品(の体)だと思うんですよね。
と、なると一発逆転やある意味卑怯なドンデンやギミックのみに溺れてハズレる作品が多い中この作品は最後まで引き付けるモノを保ったまま流れる。
ストーリーや展開もある意味定番中の定番でネタ晴らし用の伏線も教科書通り、amazonの評では途中でネタバレを察知した人も多い感じだ。
終盤までクヲリティの高い流れで来てくれると予想した最後のドンデンの「その先」を当然期待するわけさ・・・・
そして用意された「その先」が「女性記者の妊娠」・・・・・
ではないのだよ!!!!
このワザわざクレジット途中に挟まれる「その先」が今までの全てをぶち壊している!
何だか女性記者のやりたい事手助けしたりするけどワイワイして出来上がったのがチンケなビデオゲームだったり(女性記者は「ロボット工学を諦めた」とか言ってなかった?何だかショボいラジコンはどんな関係が?)主要三人の居る研究所をカメラ越しに覗く謎の人物(最後にツマラン役で登場するが)や女性記者に「生活に困ってないのに何故やりたい仕事じゃない事をしてんの?」って問いかけたり「隠れた佳作」になる伏線も結構たくさんちりばめられてると思ったのに(こっちの勝手な思い込みだったのか?)丁寧なんだけどツメも甘い。
成績優秀な主席が超丁寧に作った「学生映画」に成り下がってしまっているのだよ。

「妊娠してる」ワンカットは要らんかった、このシーンがあるが為に駄作に落ちてしまったのでない方が格段にヨカッタ「最優秀学生映画」だった。
そこまでの映画の流れ、演出がスバラシかったので期待していた「その先」には何を入れればよかったのか?
コレは素人の私が思いつくくらいだから展開としては「ベタ」な部類なのだがアソコはベッタベタな映像表現でもいいので女性記者の顔がパカっと取れて・・・・・そう、女性記者もアンドロイドでした!
って展開だったら傑作とは言わないまでももっと評価が上がった筈だ!
「学生映画」と揶揄したが一端の興行作品なんだろうから、その展開の方が続編も作れるのに・・・・・・
劇中の伏線も無理なくソコに繋がる作りだったと思うんだけどなぁ?


真田十勇士
AmazonPrimeにて鑑賞
巷の評かはあまりよろしくない・・・
いや、まぁまぁの出来だと思うけどね。
大概がオーバーアクトな演出、演技に苦言を呈しているのだが元が舞台劇の映画化なのでそこは致し方がないのかな?とも思う、いや、舞台ではできない、映画でしか出来ない演出はしっかりとなされていると思うので映画化としてはイイ方向に転がってると思う。

かなり目立つ中村勘九郎の演技も勘九郎のせいではなくあくまでも演出である事は他の演者の演技振りを見ても明らかで他の演者が勘九郎ほど表現出来ていない、、、と言うと語弊があるな、勘九郎が飛び抜けて演出に沿っているとでも言おうか!
只、若い二人が圧倒的に下手すぎる!
若者向けの客寄せキャスティングだと思うのだが酷い、酷過ぎる・・・・
とー○クンは役によってはキラリと光るモノが見える時が無い事も無いが基本大根だし、大○さんは言わずもがな・・・いや、○島さん嫌いじゃないです、○っちゃんなんかより大○さんの方がステキだと思ってます、、、が、役者となると話は別です(ちなみに○っちゃんも超大根ですので役者としての比較はどんぐりです)

舞台寄りのオーバーアクトな演出があるとしての前提で言うが十勇士の他のメンバーは及第点、っつぅかしっかりとキャラわけの演技が出来てます、演者の中では重鎮になる加藤 雅也や大竹しのぶはアッパレの演技だ!

元々史実ではない真田十勇士物語なので設定の妙を突くのもオカシイ!
この物語はソレとして立派に成り立っている!
OP、EDのアニメはやり過ぎだけどね・・・
戦(いくさ)エンターテインメントとしては十分に面白い映画だと思いましたよ。


EVA<エヴァ>
AmazonPrimeにて鑑賞
予告編やパッケージデザイン(サムネ?)の女の子がアンドロイドなんでしょ?
と視る前から(きっと皆が)思ってるからクライマックス付近で女の子の背中がパッカリ開いてもソコはビックリはしない、作り手もそれはワカッテ作ってるので仰々しい演出はしない(ま、全体的にトーンは低目なんだけど・・・)

結局この映画のテーマは何だったのか?は汲み取れなかった・・・・
「無い」訳ではないと思う、画はとてもキレイだし役者も上手いしイケ男イケ女+可愛いだしwww

恋愛描写?も掘り下げてない薄っぺらなもの、ココが本テーマではない(筈)なのでマイナスポイントでもない。

大方の人は「ツマラナイ」と評するかもしれないが とてもキレイでとても静かで、、、でも視終った後に何か心の奥に意外と質量、密度の高い小さな塊が鎮座する、そんな作品。

amazon評では主演?の女の子がカワイイ!と評判だったが私には途中から「ホームアローンの時のマコーレ・カルキン」に見えてしょうがなかった(マイナスポイントではありません)


ゴースト・スクール
AmazonPrimeにて鑑賞
ディズニーのティーーーン向け映画のような感じだね。
スペイン映画なんだね、うん・・・
普通に普通で面白かった、うん・・・


7 Days
娘を殺されたおやじの復讐拷問劇・・・
起伏はあまりなく淡々と・・・キツイ・・・
奥さんの反応がね、やっぱり、うん、普通なんだろうけど、うん、やっぱり、女の人って総じてあんなんなんだろうね、、、キツイなぁ~

それぞれの反応が映画的記号ではなくて妙にリアルな感じがした、それだけに「怖さ」もリアルだ。

これ、もし、自分だったら(事を起こす事すら出来ないだろうけど、もし起こした後だったら)主人公のように7日間も自制心を保っていられないと思う(この主人公が自制心を保っているかどうかは別だが、自分は7日も持たないって事)

子を持つ身としてはズシっと沈む映画だね。
決して面白い映画ではないです、はい。


ゴジラ キング・オブ・モンスターズ
あのねぇ、、、期待してたんだよ、やっぱり、意外とさぁ
でもやっぱり「ゴジラ」ではないんだよね「ゴッズゥィ~ラッ」なんだよね渡辺謙さんだけ頑なに「ゴジラ」って言ってますけど・・・
ラドンも変な呼び方だったし、キングギドラですよ「ギドラ’じゃないです、キ・ン・グ・ギ・ド・ラ!そぉゆぅトコなんだよやっぱり

今回は何だカンダ言って人間の味方になってしまったゴッズゥィ~ラッさん、日本で言うところの「シェ~」をかましていた頃の正義に味方ゴジラをクソ真面目にリアル寄りなシリアス路線で作ってしまったんだね。

最後ギドラの頭出てきたでしょ、アレを再生したり利用したりする技術が人間にあるんでしょうかね?この映画の世界観では・・・
今度はキングコングと戦うんでしょ?日本産モンスターvs米産モンスターってどう決着つけるんでしょうかね???それはそれで気にはなります。


スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム
MCUって(第3部が)エンドゲームじゃなくてココが〆なんだそうです。
映画を見終わった後って他所の評を漁りまくるんだけど今作に限らずMCU関連作ってどうしてもMCUありきの評にしかならないのよね、MCU構想が立ち上がってからは映画自体がそぉゆぅ作りなので仕方がないですが(あくまでも自分にとっては)そこが邪魔なんですよ。
ストーリーにガッツリ絡んでくるなら「アベンジャーズ」ってタイトルにしてサブタイトルに「スパイダーマン」って付けろよ!って思いますね。
だって単品として視ると全然面白くないですもん。


ジョン・ウィック:パラベラム
視たかったジョン・ウィックじゃなかった(涙;
キアヌのアクションをベタ褒めしてた評もあったが、明らかに動きが鈍いです、アレじゃ即死です。
アサシン協同組合も俄然規模が肥大しすぎで全世界十億総アサシン状態、ウケ狙いですか?

今回カタコトの日本語しかしゃべれない日本人が中ボスですwww
何度も画面に「兜甲冑」が映り込みます、誰かに着てほしかったなぁ~
一番印象に残ったのはきゃりーぱみゅぱみゅの「にんじゃりばんばん」が流れるトコ!!!!

つづきがある事が前提のラストになってますが、、、既に喧嘩売ってますし、あの調停人?の女の人に一発ぐらいかましておいてほしかったです。