2016/01/04

ライトニングフラッシュメモリ-番外編

さてさて、改造の末無事現役登録されたライトニングフラッシュメモリ。
その改造過程は「削る」-「壊す」-「治す」-「仕上げる」だけではありませんでした。


ケースが破れて中の基盤を引き出した時に気が付きました。

製品情報上、製品の容量は「16GB」でした。

アプリでの容量もその通りだ。
引き出した基盤上にはmicroSDスロットがあり、そこには当然のようにmicroSDが装着されていました。
USBメモリではよくある構造で驚くには値しませんし、初見時には基盤破壊の修復に気を取られていてそんな普通(であろう)の構造はスルーしていました。

で、途中でふと気が付いた。
よくよく見てみると・・・

装着されていたのは32GBのカードではないかっ!!!
装着されたmicroSDはスロット装着式で嵌め殺しではないので簡単に脱着できる。

試にPCに単体、カードリーダーで読み込ませてみると容量16GBとなる。
ふ~~~ん、、、、
試に手持ちの8GBのカードを装着してiPhoneに挿してみるとウンともスンとも言わない、外部ストレージとして認識しない。

ん?と思ったが、再度考証、、、、やっぱりフォーマットが違った。
普段、SDカードもUSBメモリもとりあえずはNTFSでフォーマットしている、なので用意した8GBのカードのフォーマットもNTFSだった。
でも、いまだに汎用機器のメモリはFAT32フォーマットのものが多い、果たして32GBのカードもFAT32フォーマットだったので8GBのカードをFAT32でフォーマットして再装着、iPhoneに挿してみると今度は認識して初期化(要はフォーマット)が始まった!

するとどうだろう!アプリ内で認識しているストレージ容量が4GBと表示された。

おぉおぉおぉ、コレは面白い現象である。
この製品の容量ラインアップは8GB、16GB、32GBである。
各容量のカード自体の単価コストでどれだけの差があるのかわからないが、ストレージ媒体自体は同じで内部ソフトウェアで容量制限でもかけているのだろうか?
それとも、高機能システムで領域の半分をバックアップ領域として使っていたりするのか?でも、そうなると32GB版では64GBのカードを使ってる事になる、流石にそれはコストが上がるとも思うのだが・・・

どっちみちこの本体では構築システムとしてフォーマットをかけると使用可能領域を半分にする仕様のようだ。
結果的には製品ラインアップには無い4GBの製品が出来上がった。

元々付いていた32GBのカードはPCに繋いでも容量16GBだ・・・
普通にフォーマットをかけても容量が32GBが復活しなかった?
もしかしたら表面プリントエラーかな?とも思ったが、8GBのカードが4GBになった事からこのカード自体の容量は32GBだと思われる!
海外製のフォーマッターで再フォーマットをかけてみると見事32GBに復活した!!!!

元々嫁さん専用ガジェットとしての使用、仕様だし、使い方を見ていても4GBもあれば十分である。
本体表示とは乖離するがココは入替で!
特別用途は無く、汎用としてストックしてあった8GBのカードがこんなトコロで大活躍である。

これで嫁さん用ガジェットも復活し、棚ボタで32GBのmicroSDもゲット、32GBカードを単品で買うのならもう少し安いだろうが、4GBのライトニングフラッシュメモリと32GBのmicroSDカードを買ったと思えばかなりコストパフォーマンスが良いと思う!

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