2016/01/06

半端評:160106

多種多様
オデッセイ
ピエロがお前を嘲笑う
青鬼 ver.2.0
ランダム 存在の確率
ブラックフィルム
トレマーズ ブラッドライン
アニー(2014)
ピクセル
メイズ・ランナー2 砂漠の迷宮
ストレイヤーズ・クロニクル
ファンタスティック・フォー



オデッセイ

アリモノであれだけサバイバルが出来てしまうなんてナンセンス・・・と言ってしまったらソコで終わりです(笑

トンデモSFのトリビア的科学考証はB級映画ならではの醍醐味でもある。
この映画はハナっから「ウソ臭い」と思いながら観るB級ではなく大作の体裁であるのでB級のソレよりギャップが狭いと言うのもある。

この映画のサバイバル術は科学的考証として間違いではないのかもしれないが「アルかも?」と思わせる演出が少し下手くそである。

映画だし、フィクションなので映画文法的には例え“嘘”でも「あるかも?」と思わせれば正解なのでそこが勿体無い気がした。
逆説的に言えば“嘘”でも観客が「おぉ~~~!」と唸ればいいのである!
水の精製方法なんかのギミックはもっと上手に表現すればヨカッタのに、、、と思う。

他にも映画文法的にハッキリと説明せずに「へっ、そうなの?」と「?マーク」が浮かんだままストーリーが先に行ってしまうシーンが少なくない。
この映画で主人公が置かれた状況では奇跡がいくつ起こっても足りない状況なので仕方がないとは思うが、見せ方はもっとあったと思う。

でもね、、、、、
スゲェ面白かった(爆


ピエロがお前を嘲笑う

ロシアの映画?なのかな?
オーソドックスなクライムサスペンス、、、になるのかな?
いやぁ、面白かったです。

クライマックスに畳み掛ける様なドンデンの繰り返しがあるのですが、ちょっと読めた(笑
でも十分に楽しめた。

テンポがいいので気を抜いて観ていたら、まんまと騙されると思う。
観終ったとに「一体ドコからがフェイクなのか?」を考えると“ドコ”でもあり得る
一応観客に提示する転換ポイントはあるものの、実は最初からでもアリなので、そんな考え方をして思い返したり、見返すのも面白いかもしれない。


青鬼 ver.2.0

地名+数字のアイドルを起用した前作はストーリーも演技も愚図々々だったが、パワーアップした(と言っている)今作は如何にっ!!!

そもそもゲームの映画化ですし(ゲームは知らないのだが)ちゃんとしたストーリーを構築するのも難しいだろう・・・と思って観てるからソコにはそんなにツッコまないです(笑

バージョンアップも大した事無かったし、、、
途中で止めようかとも思ったが最後まで鑑賞しました。

さして感想も無く・・・・
委員長役の「平祐奈」ちゃんが気になった、、、かな(汗;


ランダム 存在の確率

馬鹿が勢揃いっ!
この一言に尽きる(爆

パラレルワールド間の行き来が意図せず可能になって、アッチの世界とコッチの世界と其々の住人が意図せず入れ替わって・・・・・って、、、

一番キチガイ地味て描写される「オレはキチガイだから、アッチのオレもきっとキチガイだ!」と言うヤツが一番マトモかもしれない(ま、やる事はキチガイなんだけど・・・)

男も女もあまり魅力のないキャスト達が惚れた腫れたの色恋痴話喧嘩の末、ドタバタ喜劇を演じ、殺されたりもする。
この場合“何かをすれば優位に立てる”と思う事が間違いで、そぉゆぅ描写もしているのに冷静に動けているヤツが一人も居ないって何で?

面白いアイディアなのに展開に意外性が無かった、、、かなぁ?


ブラックフィルム

何だ?コレ?
時間の無駄だった・・・


トレマーズ ブラッドライン

シリーズ全部観てる筈なんだけど、最初の作品しか記憶に無い(汗;
観終った瞬間に忘れてしまう作品(汗;


アニー(2014)

ミュージカルの名作をリメイク!
現代風になるとこうなるのねん。

音楽にカナリ期待していたんだけど、飛び抜けた感が無かった・・・・
すっかりスタンダードになってしまったナンバーを試行錯誤して演出してるとは思うんだけど、そこは演出ではなく圧倒的な歌唱力で魅せなくてはいけないんでないのか?

演者の中でキャメロン・ディアスが一番達者に見えてしまうトコロでキャスティングがコケた感じかな。
決してキャメロン・ディアスが大根だと言っているのではないのだが(が上手いとも言い難く・・・)

で、そのキャメロンが役に馴染んでないし・・・・・やっぱりこの人は能天気なオネーチャンしかハマれないんだよねぇ


ピクセル

何かスゲェ期待してたんだけどなぁ、、、
おバカ度が突き抜けてないんだよね。
80’のアーケードゲームには非常にソソられるし、どちらかと言えばその年代層のウケを多分に狙ってるんだと思うのよね。

それにしては其々のゲームのTips的なギミックが無いのよ、なので肩透かし感がハンパない!
懐古主義に陥ると新しい世代への訴求感が激減するのもワカルのだが、結局そのへんのバランス感が悪いのよ。


メイズ・ランナー2 砂漠の迷宮

まぁ、まぁ、こぉゆぅ展開になる事は予想出来たんだけど、やっぱり想定内すぎてガッカリ。
前作もそうだが、予告編を観て想像する内容からはみ出る“何か”が無いのよね。

「で、一体何なのさ?」って謎は謎のまま引きずってるんだけれどもソレ自体がもうどうでもよくなっちゃってる。
その事自体は観る人其々に感じる事なんだろうけれども、少なくともオレはもうその謎だけで次回作まで期待するモチベーションは保てないでいる。

きっと観るけどね(笑


ストレイヤーズ・クロニクル

いや、非常に面白かったですよ!
目新しいネタではないですが、いがいとストーリーも煉り込まれていたし、演者も其々上手かったと思います。

それでいて、何だろう?この小粒感・・・・
“和製Xメン”みたいな表現をしてるレビューがあったりするけど、あんなにヘィリウッド的にアッパラピーに突き抜ける必要はないと思うし、その差がこの小粒感の要因ではないと思う。

視野が?スケールが“狭い”んだね。
上手く表現できないけど“勿体無い”作品でした。


ファンタスティック・フォー

評判も興行収入も良くないらしい・・・
そんな噂だけであまり期待しないでの鑑賞。

面白かったですよ、うん、面白かったです・・・
「いよいよこれからヒーロー達が戦いますよっ!」ってなるまでが(汗;

友達・家族・仲間ってベタなテーマで押してくる(最後の最後に来てね)んだけど、実はそこにあまり共感できない。
ラスボスになる捻くれた感情の天才、リーダー(だろ?)になる継父構成の家族で育った天才君、その天才君と親友になる岩男、紅一点は養子、親に反抗するバカ息子・・・・・・
其々にちょっと擦れた設定を持ちながら、その描写は表面的、説明的で掘り下げられていない。

ベタなテーマも「そぉゆぅもんでしょ」ってなだけで物語上での没入感が無いので、否定はしないけど共感も出来ないチグハグな感じて転がって行ってしまう。

昨今のマーベル作品の見る、ちょいとなんちゃってリアル風に主人公の人間性葛藤を描いて物語に厚みを持たせるぅ的な作品にに仕上げたかったんだろうが、流石に主要登場人物が多過ぎたのかな?
登場人物の生い立ちや人間性を描きたかったんだと思うのだが、でも、その辺を掘り下げていったら到底時間が足りないのもワカル。
だったら、前シリーズの様にその辺はバッサリ切った方が良かったのかもしれない。

帯に短し襷に長しでした。

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