2016/06/03

半端評:160603


マッハ!無限大 
アフリクテッド
シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ
デッドプール
10 クローバーフィールド・レーン 
ハンガー・ゲーム FINAL_レボリューション
パラドクス

ネタバレもあります。



マッハ!無限大 

観たい!と思っていたのに何故か今まで手が出なかった作品。
今回はバレバレの陳腐なCG使いまくりで清々しいほどに突き抜けています(笑
それはソレでその潔さが返って心地よかったりもする。

勿体無いのはスタント自体はCGじゃないんだろうけど、被るCGがあまりにも陳腐でアクションを殺してしまっているトコロ。

ジャッキー・チェンが台頭してきた頃の香港映画な感じだ(褒めてる!)



アフリクテッド

予告編は物凄い面白い、し、そそられる。
変容の正体を(推論であるが)明かしたトコら辺からちょっとペースが落ちる?感じなのかな?
演出的にはペース落としてないんですけどね。

YoutubeだったりPOVだったり目新しいモノは実はあまりないのだが、実は観客が気が付かないトコロでとても観やすいように丁寧に作ってある。
それだけに“何か”とても勿体無い。



シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ

バットマンvsスーパーマンに呼応するかのようにヒーローの仲間割れストーリー!
ヒーローが対立する理由もほぼ同じ(と言ってしまおう)

大挙してヒーローを集めたのに(だから?)すっかりネタ切れしてしまったんだね?って感じ。
一見“世界平和”みたいなお題目で展開されるが各キャラ総じて個人的な小さい感情論だけで動いていたので画的なスケールはデカいのに内容のスケールが小さ過ぎる。

スゲェやり手の悪人もその目的は悪事のスケールにまるで値しない小さい事象だったりする。
“そんな事に(で)”ってなってもソレに見合うだけの(悪人の)熱量が描写されていればいいと思うのだが、軸足がヒーローの仲間割れなのでソコ(悪人側の)描写はすこぶる足りない、圧倒的な悪人の描写あってこそのヒーローなのに・・・

“コナン君や金田一君の周りでは殺人事件の発生率が激高い”みたいなネタをストーリーの中でヒーロー自ら自虐ネタを披露してしまうあたりにネタ切れの焦燥感が漂う。

結果的に(ストーリー的には)正しかったキャプテン・アメリカが一番感情的でワガママだったのでストレートに感情的に描かれるキャラよりもキャプテンの偽善感が一層浮き彫りになる結果に・・・感じたのはオレだけなのか?
モチロン映画ではそのような意図では作られていない・・・筈?

唯一個人的感情を押し殺していたアイアンマンの最後の暴発は伏線も(この中では)しっかり描かれていたので上手くハマっていたのに題名通りこの作品は「キャプテン・アメリカ」の物語であり、彼が主軸として物語が展開していく、でも結局はワガママ言い放題でソコに乗り切れない・・・
この内容のまま“アイアンマンの物語”であるのならまた印象も違ったかもしれない。

新キャラはサービス程度の演出、客寄せなのか?
余程スストリーに自信が無かったのか?正直居ても居なくてもいい展開だったね。



デッドプール

コレってXメンだったのねん(汗;
嫌いじゃないけど思ってたのとちょっと違った。
キャラ自体がアウトローなのが狙いであるのに、Xメンのスピンアウト感丸出しで作品自体がいまいちメインを張れないのも(オレが)知らないXメンが二人しか出て来なくて小言を言うだけで然程重要な絡み方もしない所為だと思う。

ちょっとお下劣なこのキャラは日本でウケるのかなぁ?



10 クローバーフィールド・レーン

そりゃ期待するでしょ!
そりゃ期待も外れるでしょ!
以上(逃っ ==3



ハンガー・ゲーム FINAL レボリューション

会場内でゲームしている間は良かったんですけどねぇ、、、
まぁまぁ展開としては予定調和な流れで“悪い”事は無いんですけどFINALは2編に分ける必要があったのでしょうか?

ジェニファー・ローレンスはとてもよかったと思います、ラスト付近でリアル炎のドレスを纏うシーンはキャッチーな演出だったと思いますね。
サミュエル・L・ジャクソンと共にジュリアン・ムーアがどうにも性に合わないので最後のドンデンもビックリ感は無く、血を吐くドナルド・サザーランドが不憫に思えてきちゃったりして(汗;
この作品だけで評価するのは難しい、きっと原作が長くて(3部作でそ?)すべてを1本にまとめるのは難しかったと思うんですが、4作すべてが冗長でテンポが悪かったかな?と・・・
2作ぐらいでまとめた方がテンポは良かったんじゃないかと思ったりもします。

一貫して「バトロワ」と比較する評がありますが的外れな気もする



パラドクス

少々難解な佳作。

基本2つのエピソードが展開されますがそのたたみ掛けは非常によくできてると思う、ラストで(一応)謎は氷解しますがソコにたどり着くまでが少しダルい。
謎解きのネタにもう少しヒネリが欲しかったと思ってしまうのは欲張りかな(汗;

自分がこんな状況に巻き込まれたらマトモに対応できるだろうか?(ま、映画のストーリー的にはマトモに対応できないようになってるんですがね)「ダニエル」って名前でなくてよかったです(笑

パラドクス(パラドックス)と言うよりは一種のパラレルワールドな話なんですが、レビュー検索をしていたら面白い記事を見つけました、こぉゆぅの好きっす。

なるほどわからん。頭がカオス化する、気の遠くなるような10のパラドックス(論理的矛盾)の世界

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