2015/09/29

修理

PCデスクの上にチンのヘルメットが置いてあった。

「片付けろっ!」って言ったら「壊れたから直して」と言う。


後頭部のサイズ調整用ハンドルが外れてしまうようだ、組み立ては出来るもののハンドル部品がロックされずに外れてしまう・・・

元の状態が解らないがしばらく格闘してみる、さして難しい訳でもないのだがどうしてもハンドルが固定できない!?

どうも頭でっかちのプラスチック軸を嵌め殺しにしてあるか、軸の反対側にある筈のワッシャーが無いのではないか?と結論付ける。
軸頭嵌め殺しの場合、メス側の穴がナメてしまっているのでどうしようもない(涙;
極小ワッシャー仕様だとしても、壊れた状況が「落とした」と言う事で部品は拾い集めたらしいが、見たトコロ推定直径3mmちょいの薄さ1mm前後であろうワッシャーは無い。
そもそも機構が解ってないのに極小のワッシャーを拾っておけと言うのも酷ではある。

安くは無いが高級製品でもないので汎用規格でない(様に見えました)極小ワッシャーを使っているとも思えない、ライン作業で嵌め殺しアッセンブリが妥当なところだろう。

となるとお手上げになってしまうのだが、そんな事でヘルメットを捨ててしまうのは勿体無いではないか!
ナントカして直しましょうよ!

「最悪、壊してもいい?」と嫁に聞くと「どうせ直らないのならいいよ」との事だったのでヤってみましょう!!!

・・・・・・・・・

見た目は地味ですけど、、、、
プラ軸を思い切って排除し(金属製の
)ボルトを軸に変更!
メス側にナットを嵌め込みました。
ボルトは組み込み状態からははみ出ないように微調整します。

とりあえず動作確認を行い問題無い事を確認!

使用部分がハンドルなので回している間に外れてしまうかもしれないので、本当はボルトの周りに細い(φ3.5程度)パイプを入れたかったんですけど丁度いい部品がありませんでした(涙;
ま、外れても機構内部のナットは厳重に嵌め込みしてあるので外側からボルトを嵌めるだけで再生できるはずです!

修理前と比べればハンドル中央にボルトのヘッドが追加されただけに見えますが、結構な手間がかかってます。
堅牢性も上がったと思いますよ。

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