2015/09/07

半端評:150907


今回は邦画スペシャルっ!

殺人動画サイト Death Tube
アゲイン 28年目の甲子園
MIRACLE デビクロくんの恋と魔法
ジンクス!!!
舞妓はレディ


殺人動画サイト Death Tube

邦画ですけど配給はアルバトロス、ってトコでピンと来る方はピンと来るんでしょう(笑ま、そんな作品ですな(激爆

「雑で下手」この一語に尽きます。



アゲイン 28年目の甲子園

も、ちょっと期待してたんだけどね・・・・
グローブが出て来た時にはそないに大きい揺さぶりでもなかったのに泣かされましたけどね(涙;

あと、どうしても・・・・
中井貴一の娘さん、ソフトボールやってたんだよね?(ストーリー上は)
最期のキャッチボール、アレは無いわぁ~~~



MIRACLE デビクロくんの恋と魔法

いやぁ、結構期待してたんだけどねぇ、、、
薄い、うすい、、うぅぅぅすぅぅぅぅぅぅぅぅいっ!!!!!

何か映研っつぅうか中学生が作った作品の様です。
低視聴率のTVドラマの総集編の様な感じ。

相バくんの演技はキャラには合ってたので演技力云々を言うつもりはありませんが、ラスト近くのあのランニングフォームはいただけませんなぁ、ムードぶち壊しです。



ジンクス!!!
上記のデビクロくんの後に鑑賞。
コッチは断然イイです。

ツメが甘い部分は「ジホが韓国人だから」と言う一見ウリの様な卑怯な逃げ口上が巧く効いてます(笑

ジホ役のヒョミンはT-ARA(K-POPガールズグループ)のメンバーなのですが、大々的にはソコを宣伝はしていない感じだ。
演技に不安はあったが(だからか?)意外とイケてたです(汗;



舞妓はレディ

「敢えてのミュージカル」はどないなものか?
不安が的中するほどは悪くなかったが、普通以上には昇華しきれていない感が・・・・・

『マイ・フェア・レディ』は未見なのでそのオマージュ度?パロディ度は全然感じる事が出来なかった。

巷のレビューでは概ね好評のようだが、その行間からも「イマイチ感」が感じ取られる。

一番印象に残ってるのは渡辺えり&竹中直人コンビのShall we ダンス?パロディでした。

----ネタバレっ?-----
「春子が舞妓になりたい揺るぎない動機」って何?

コレが最後までわからず消化不良です。
極寒の津軽から(だよね?)単身京都に出てくるってだけでも相当の動議付けが必要です
百春さんのブログを見て、、、何てぇ~のは動機になりません、きっかけにはなっても「揺るぎない動機」にはなりえません。

お母さんが舞妓さんだったからですか?
コレは「揺るぎない動機」にはなり得ますが、コレはハッキリと言及もされなければ、シーンとして描かれてる訳でもありません。

惚れた男に騙されて?先生助手に嫌味な事を言われて声が出なくなっちゃいます、行くあてがないのか?稽古もせずに部屋に引き籠ります。

「舞妓になりたい気持ちって惚れた腫れたで声も出なくなるほどのモノなのか?」

って事を言ってるんじゃありません、若いのでアクシデントとしては十分機能します。
その後、おかみさん?の独白で復帰するかと思いきやまだ声は出ません。
久し振りの踊りのお稽古でブランク明けのヒドイ踊りにお師匠さんに見捨てられた時に号泣し声が出るようになります、この描写が大事です。

春子のお母さんが舞妓だった事は早々に伏線として張られていて、おかみさんの独白でその詳細が少し(だと思ってたらそれで全部だったんだけど・・・)語られますが、それでもまだイップスは治らない。

踊りのお師匠さんに匙を投げられた時に「舞妓になりたい」と言う揺るぎない思いが「舞妓になれない」と言う絶望感からの号泣によって その思いの大きさが表現されているのです。

思いが強いのは伝わってきますが「何故そうしてまで?」と言う部分がスッポリ抜けてます、なので感情移入も中途半端になるし、客観的に「ガンバレ!」と応援する気持ちにも後押しが足りません。

それでも何とか耐えてクライマックスまで鑑賞し、ラストのオチで「やっぱ、先生 好きっ!」って・・・・・・

ミュージカル部分も、、、
流れもシーンもバッチリのミュージカルシーンもあれば、ミスマッチ甚だしいシーンもあり、、、、とバランスが悪い印象。
ミュージカルに仕立てた事自体は否定しませんがトータルバランスの悪さの方が印象に残ってしまう。
アフレコだかプレレコだかワカランが、折角のシーンに口が合っていないなんてのは論外です!映画なんだから、ソコはもっと力入れましょうよ!!!
全部が合ってない訳ではないので余計に目立つ!そぉゆぅトコロの粗が目立つのよね。

踊りもね、、、、、
コレまたイロイロ言われてますが、決して否定はしませんけど、ね、、、、やっぱり粗いのよねぇ

巧い下手とかではないのよ、しなやかな“踊り”の中にPOPな“ダンス”を絶妙な違和感で入れ込むとこの映画の各シーンにベストマッチだった気がするのよね!
エピソードとしては不要と言われてるみたいですけど里春はん( 草刈民代)と市川勘八郎(小日向文世)との絡みはソコが絶妙だった気がするのよね(行き過ぎもあるが戻って来るし・・・)

只、他のダンスシーンは正に“ダンス”なんですよね、微妙で絶妙な「違和感」はピリリとスパイスになりますが、行き過ぎは不感を通り越して「不快感」になってしまいます。
ストーリー上の“踊り”のシーンはキッチリと“踊り”を魅せ、ミュージカルシーンは思いっきり振り子を逆に振り切った演出だったんでしょうかね?
飛行機のシーンとかはソレで良かったんですけど・・・・・

と・・・・
悪くは無いのに粗が気になってしょうがないと感じた作品でした。

0 件のコメント:

コメントを投稿