2010/12/08

そんなにスゴくは・・・

東野圭吾の作品を読んでいる。


先ずは[ 秘密 ] 以下順不同で [探偵ガリレオ] - [予知夢] - [容疑者Xの献身] - [天使の耳] とつづき、今は [白夜行] ヘ行くかどうか悩んでいる。

各書評はアチコチにあるので書かない、、、(書けない とも言う・・・)

微妙だ・・・
いや、面白いとは思うが、決して[秘密]で泣けたりなんかしない・・・(汗;

ガリレオ・シリーズも まぁ、うん、上手いとは思うよ、、、でもね、どうもね、シックリ来ないんだなぁ。
何だか賞をとったらしい[容疑者・・・]も 読んだ中ではオチが読めたのが一番速かったし・・・

“トリックの妙”が上手いんだとは思う。
横溝正史の軽い版・・・みたいな・・・(逃っ=3

要はミステリ調で“後出しトリック”なんだが、ストレートに出さないで、ちょいとヒネってある!
伏線を上手に拾ってるかのように見えるが、伏線が伏線になってない・・・っつぅか、全部が伏線なんで、ミスリードされているのは登場人物だけなんですね、、
もうちょっと【要らないモノ】も散りばめないと“ヤられた感”が無いんですよね。
そう、ちょっとキレイ過ぎるんですよね。

「こうだろうなぁ~」ってトコを外すんではなくて、“そうなんだけど、ちょっとこうなんですよ”的な、カワシ が上手い、でも結局は“後出しトリック”に変わりはないし、大きくは外さないので 爽快感もビックリ感もそこそこなんですね・・・

まぁ、偉そうに書いたが・・・・
オチが非常に弱く、後作を読まなくなっちゃった“宮部ナントカ”よりは(古本が見つかる限り)続くかもしれない・・・(爆

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