スーパー・ミー
グラビティ 繰り返される宇宙
弱虫ペダル
ディストピア パンドラの少女
ちょっと変わったゾンビ映画?
誰にとって、何にとってハッピーなのか?アンハッピーなのか?ガツンと決定的な結末を決め打ちしてます。
邦バージョンのメイン画像や副題でも描かれている少女が「活躍」?します。
括りはゾンビ映画だと思うんですが「ゾンビ映画」として期待しているとそこまでのアクションや起伏はありません。
人間ドラマか?と言われればそこまでの深みもあまり感じられないし・・・
所謂 主人公である少女が下す決断がこの映画のキモになるのでしょうがその決断には賛否あるでしょうし最初から「彼女がその決断を下す人物である必然性」を描いています。
構成は上手く出来ていると思いますし、映画内の整合性はキレイにまとまっていて好感が持てますが描いているスケールが狭いのに決断のスケールはデカいのでそのチグハグさがちょっとだけひっかかったかな?ま、重箱の隅をつつく様な指摘ではありますが・・・
ゾンビ映画なのに「意識高い系」、、、なのに それにしては薄い、、、初代「猿の惑星」のような感じでしょうか?
スーパー・ミー
中国のSFファンタジーですね!
「夢」が題材なので(私個人として)嫌悪する「夢オチ」も許しますwww
「インセプション」の様に「どこから」が夢なのか?「どこまで」が夢なのか?はラストの挿入シーンによってボカされますが あのワンシーンによってスッキリ感がブチ壊されてしまった感が否めない、あのシーンは無くても成立してたのに・・・
あのシーンがある事によって考察界が賑わう事も想定した作りなんでしょうがソコまで壮大な物語でも無いような(汗;
着想は面白いし「だったらそうなるだろうな」って読める展開へと突き進んでは行くんですけどクライマックスの畳み掛けが駆け足過ぎてちょっと置き去りにされる、ま、その駆け足がクライマックス冠を煽っているのも事実なので効果としては痛し痒しのところ(私感)
主人公の変貌振りも面白いし「兄貴」のキャラもいい、年上(だよね?)のヒロインも雰囲気バッチリだし屋台のオジサンも上手い演出されてる!
総じて「面白い」事は間違いないし 最後までダレる部分は無く鑑賞できる。
グラビティ 繰り返される宇宙
「DUST」と言うYoutubeチャンネルで視てたらアマプラに(原題が)同じ作品があって・・・
小ぢんまりとしたタイムリープSF映画。
「小ぢんまり」している要因は元々10分の短編連続シリーズとして制作された作品だと言う事。
なので10分区切りで「オチ」か「掴み」が来るようになってる。
10分単品形式で観賞してると「次が気になる」様な作りになっているのだが繋ぎ合わせて1本にしてしまうと全体の起伏を大きくしてしまうと単作のまとまりを付けにくくなってしまうので全体の起伏の幅が制限されてしまっている。
この作品は10分刻みで視た方が面白いかもしれない。
マイケル・アイアンサイドはワンシーンだけの出演だが胸熱!!
弱虫ペダル
「絶対クソ映画だ」と思って敬遠していたんだが意外と「高評価」が多いので観てみた。
原作既読派です、「絶対クソ映画だ」と思ったのはジャニタレのアイドル映画にしてしまったから・・・(非難は受けません!)
ところがどっこい、主人公はとてもよかったと思います!原作の主人公の「ヘタレ感」が完全再現されていたと思います「ヘタレ感」だけ・・・(非難は受けません!)
物語は原作通りの王道スポコン映画なのですが 如何せん詰め込み過ぎた、、、と言うか起承転結としてはココまで描かなければならなかったのでしょう。
「詰め込み過ぎ」と言うか「詰め込めなさ過ぎ」と言うか「端折り過ぎ」ですよね。
1巻から27巻までの物語を2時間弱に収めているので致し方がないのでしょうが原作のいい所をゴッソリ削ぎ落してしまった状態で脇キャラどころか主人公キャラの魅力すら描き切れていない・・・
だからジャニタレでもOKって事か・・・(非難は受けません!)
この映画が一番ダメなのは「『自転車競技』が描かれていない事」です!
細かぁ~いルールまでとは言わないが、自転車競技がどんなものか?坂道(主人公)や他のキャラが如何にスコイのか?が全然伝わって来ないのでカタルシスが全然得られないのです!
例えると野球の様なメジャースポーツなら「投げる・打つ。守る・走る」の表現がルールを知らなくてもその魅力を伝えやすいのですがこの映画では競技「ロードレース」での魅力が何も描かれていないのですよ!
陸上や水泳の様な「速い」事が優位な競技ではありますがあまりにも「チャリ」が一般的でありつつも「競技」となるとよく知らない人が多いであろう世界だからいくら湯アリを漕いでるシーンを映しても「スゲェ!」って感じるシーンが皆無なのですよ、この作品は・・・
「競技かるた」を題材にした「ちはやふる」が驚嘆を受けるのはこぉいったところが自然と描かれているところ!
洋画の「ドラムライン」なんかは映画を視ても結局ルールなんて分からないんだけど「主人公がずば抜けてスゴイ」のは¥ちゃんと伝わって来る。
優良なスポコンドラマは俳優さんが「まるで競技のプロの様に見える」のが演出のキモなんです!
だから実写映画版「あさひなぐ」の様なアイドル映画止まりにしかならないんですよ。
スポーツに限らず邦画は総じて「演者がその世界のスゴイ人」に見える映画がほ少ないのが現状ですね。
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