短評：210905

クルエラ

るろうに剣心 最終章 The Final

マイル22

飛べないアヒル

クルエラ

両エマ（ストーン、トンプソン）がイイ演技を見せている事は認めよう、大好きなバイプレーヤー マーク・ストロングも出てるし、ファッションデザインや曲の載せ方も上手い（あざとい）

クルエラでなくても成立する物語をあえて主人公を「クルエラ」とした事にどれだけの意味があっただろう？

「101匹わんちゃん」へ続く引用が盛り込まれ「ナルホドそう繋がるか」と言う演出もあるのだが時系列的に並べてしまうと名作（ココでは101匹・・・）の見方が変わってしまう。

「マレフィセント」でも思ったんだが単純な勧善懲悪ストーリーのおとぎ話の極悪ポディションのヴィランに慈悲の猶予を与えてはイケナイと思うんだよねぇ

こぶとり爺さんの「意地悪爺さん」が過去に辛い目にあって性格が捻じ曲がった とか 桃太郎の「鬼」は不時着したエイリアンで何もしてないのに迫害を受けて対抗していただけだったりしたら興覚めでしょ？（実際 桃太郎の鬼は漂着した赤ら顔の体躯のいい外国人で言葉も通じず「鬼」に仕立て上げられたって説があったりする）

定番のおとぎ話のヴィランを「実はいい人」とする物語を作ってしまったら間に「純粋な悪」に変貌する物語を挟まなければ後のおとぎ話が成立しなくなっちゃうと思うんだよね、でもソレって映画として作ろうと思えば興行的に難しくもなっちゃうと思うんだよね。

そぉゆぅ作りの映画もあるにはあるんだけどどうしても「本当はイイひとなんだよ」って部分を残した作りになっちゃってる。

「ジョーカー」が秀逸な作り方をして成功した例だと思うんだけどあれはおとぎ話じゃなくてヒーローもののヴィランだから「悪」を醸成しやすかったと思うし、あぁゆぅ思ぉ～～～～～い作り方をしないと成立させるのが難しいのでディズニー系でソレが出来るのか？と思ってしまう。

でもね、結局この映画は「クルエラ」出なかったら成立しない映画だし「クルエラ」でなかったらここまで騒がれなかったと思う。

いや、十分に面白い映画なんですけどね。

るろうに剣心 最終章 The Final

期待していたんですけどね・・・・

期待通りではあったんですが 期待以上のものではありませんでした。

漫画の映画化では大成功の出来だったので期待が高まっちゃいましたね。

繰り返しますがとてもいい出来です！期待値が高かっただけです。

主要キャストの出来がチグハグなのは分かっていたんですがやはり視るとゲンナリしてしまいます。

佐藤健は及第点（偉そうに・・・）アクショントカノキレはとてもいいです、が最初っから思っていたんですが原作にある「おろっ？」ってときのキョトン顔がいまいちハマってません（してません）

真剣佑が良かったですね！ちょいとオーバーアクトなトコロはありましたが漫画原作ですからね、違和感は無かったですしアクションシーンは圧巻でした。

有村架純 良かったですねぇ～！

っつぅか動きも出演シーンも少なくて良かったですねぇ～

いや、決して嫌味ではなくてこのキャスティングと演出の妙はバッチリはまっていたと思いますし、薫どのとの対比にも説得力がありました。

その薫どのですよ、武井咲・・・

やっぱダメですわ、この子・・・

すっかり巴さんに「華」持ってかれましたね、所作・演技・容姿（個人的見解）共に太刀打ちできませんよね。

大事なシーンでもこの子が演じると興覚めですのん。

左之助とか弥彦もどうにもマッチしてないんですよね～

江口洋介はもちろん上手いんですよ、あのダッサダッサの牙突も今回は出てましたけど抑えた演出だったのでズッコケてませんしwww

ただ一つ気になったのが「たばこ」のシーン。

私自身（元）禁煙家（VAPE喫ってますけど）なので嫌煙家目線で言っているのではなくて あの咥えたばこを時折喫って吹かすんですよ、咥えたままで・・・

漫画では咥えたばこの描写は気にならないんです、実写でもそれほど気にはならないんです、咥えているだけならば！

手（指）を添えずにタバコを吹かすのって実は結構面倒くさいんですよ、なのに今作では咥えたままで喫って吐く動作が数回出てきます、そこが気になっちゃって気になっちゃって、、、必要な演出だったのかどうか？？？

オールスター総出演的な感じで過去の脇キャラも結構出てましたね、太鳳ちゃんや伊勢谷クンのアクションも少なかったですけど良かったですしね。

ま、元々太鳳ちゃんオリキャラとマッチしてねぇってのもあるんだけど・・・

蒼紫の長刃がアクションシーンになると通常サイズになっちゃってるのも致し方が無いかな、、、と・・・

宗次郎もちゃんと出てきましたね＠神木隆之介

あのトーントーーンは実写化すると超ダサいですけどwww

音尾サンが出てきた時はちょっと小躍りしちゃった！

総じて凄くヨク出来ているんだけど期待値を差し引いてもちょっと小粒感が拭えないのはナンデだろう？

ギュっっと詰め込み過ぎたのかな？

マイル22

アマプラのレビューではかなり酷評されてますね。

そんなに悪いとは思わないんですけどね。

「マーク・ウォールバーグの作品なのに」って評が散見されましたが彼の作品ってこんなもんではなかろうか（汗；

「ドンデンが！！！」ってどこかでおススメされてたので視たのですが大したドンデンでもなかったですし、その理由もね・・・

コレもうちょっと昔だったらとても面白い脚本だと思うんですよね。

昨今のリアル志向の風潮の目線で見ちゃうとおふざけが過ぎるんですよ、最近の視聴者って「映画だから」って許してくれないんですよね、なので酷評の9割がソコを責めてる。

いやぁ「映画だから」って許してやれば緩急が弱いけど そこそこ面白いエンタメなんですけどね。

飛べないアヒル

確かね新婚旅行先（アメぇリカ）で嫁さんと視たんだよね。

字幕無くても解る程のスポコン王道ストーリー！

ディズニーだし安定のこぉゆぅド直球なヤツは安心して視れるよね。

画も演出も旧いんだけど全然観れますよ。