ザ・クルーズ ア・ニュー・エイジ
映画『映像研には手を出すな! 』
ちはやふる(3作通し)
ウォー・ゲーム
ダブル・サスペクト 疑惑の潜入捜査官
DARK WEB:CICADA 3301
「ダメだこりゃ」
暗号解読のリアル脱出ゲームの本当のリアル版をモチーフにした物語なんだけど、本当の事件?事象の方が真相が闇の中なので逆に言えばどうにでも料理出来るのにこの作品の制作陣は壮大なエンタメにする度胸も技量も無いので主人公の独白形式にして更にソコに虚言壁を足し再現パートにコメディをたっぷりと振りかけた、、、もうダメ選択のオンパレードです。
謎解きのミステリーも結果有りき(一応事実に似せていたりする)の稚拙な「はい出ました」的な安直な信仰だしコメディパートはちっとも笑えない、最悪なのはこの路線で行くにはキャラに魅力が全く無いってトコ。
映画の評を漁っても何も引っ掛かって来ないのがこの作品の出来を物語っている。
ザ・クルーズ ア・ニュー・エイジ
どちらかと言えば子供向けのファミリー3DCG映画なのですが意外とヨカッタです。
物語はありきたりだけど言い換えれば家族愛を示す王道ストーリーなので安定してます。
この作品の素晴らしい所はキャラ造形でしょうか、主人公チームの人間の造形ではなくサブキャラや世界設定のキャラクターの造形が 素晴らしいです。
テキトーにモブキャラ散らばせてみましたって感じではなくちゃんと世界観を構成すべく登場し、それぞれがチャンとポディションを確保していて隠しキャラ的でなくちゃんとシーンシーンで短い時間であれ見せ場が確立されている!
わざわざ説明しなくても映像表現だけで世界観をしっかりと構築させているのは見事、無駄なシーンが無いのだ!スバラシイ!!!!
小さいお子さんが居る家庭でみんなで視て欲しい。
映画『映像研には手を出すな! 』
アニメ版に感心し、駄作覚悟の実写ドラマ版も意外とイケた、期待した劇場版は如何に!?
期待していた分ちょっと拍子抜けだったかな?
劇場版と言う時間制限の縛りに勝てなかった感が募る・・・
ぶっちゃけ客寄せの浜辺ナントカさんのシークエンスは要らなかったと思う、一応それなりの解釈の余地はある、ドラマ版で描かれなかった続き部分を映画にするのはいいのだが、あのシーンとあのシーンを盛り込む為に大きな山2つ分をこの時間に収めるための整合性を保つために「嵐」のシークエンスを追加したのだろうが解説無しの放りっぱなしであればもっと別の要因で「嵐」的なものを用意できなかっただろうか?
物語の構築要素としてはもっと原作(アニメ版だが)寄りのギミックはいくらでもあったと思うのだが?
やはり時間的制約の為だろう、ドラマ版でそこそこ描かれていた主要3キャラの破天荒な性格も映画版だけだと薄いし見せ場も重みも感じられない。
アニメ版、実写ドラマ版のファンだけに向けた劇場版であったとしてもキャラの魅力が削がれている(少なくなってる)事に残念を感じるファンも多いと思う。
これだったら実写ドラマをもう2シーズン追加して2つの山をしっかりと描いてくれた方がよかったと思う。
ちはやふる(3作通し)
何故か定期的に視てしまう、やっぱりいいわ!
今回は原作(漫画)を読んだので再見。
いやぁ、当然の様に原作を映画用に改編してあるんだけど上手い!
割と大胆な改変が施されてる、そして原作としては結構なボリュームをギュっと絞ってある。
原作だと人物関係とかもっと入り組んでて、それぞれの苦悩なんかも映画で描かれるよりも元深かったりもっと時系列に時間が空いていたりする。
キメ台詞を言う人が違ったりもするんだけど もうね映画版は嫌味なくバッチリ決まってるんだよね。
脚本家さん(兼 監督)この原作大好きなんだろうな!ってのを確認できる、きっと原作派の人も納得なんじゃないかな?
原作ではほんの一コマのシーンが映画では重要なシーンになってたりするのだが、原作と映画との相互補完関係になっててビビっときてしまう!
肉まんクンが映画で飛び込んでひっくり返って「瑞沢一勝ぉぉぉぉぉぉ!」ってシーンにどれだけの時間と事象が詰め込まれているのか!が分かった時のあのスローモーションシーンの感動ったらないよ!
映画を見ただけだとあのワンシーンにはビックリするほどの時間軸と情報が詰め込まれている事は正直分からないんだけど 映画を見てるだけなら流れに沿ってるしちゃんと映画の盛り上げシーンになってるし何の違和感もない、でも原作を知ってるとあのワンシーンに肉まんクンのエピソードが凝縮されているんですよ!スバラシイ脚本、演出です!
残念なのはそれぞれの家族の事がバッサリと切り落とされている事、それは映画と言う枠に収める為に致し方の無い事、中途半端に描いて「そうじゃねぇ~だろ!」と言われるより「描かない事」で原作既読派には脳内補完してもらってイメージを壊さないって、、、スゴイ手腕じゃね!
邦画では漫画やアニメ原作の実写化に拒否反応を示す人の声が大きくて、、、実際クソが多すぎるwww
「実写化成功例」みたいなので検索してもあまりこの作品引っ掛かって来ないんだよね(皆無じゃないけど)
やはり「広瀬すずのアイドル映画」的な先入観があるのかな?実際私も広瀬すず目当てで視たんですが(汗;
先の「成功例サイト」に上がってる作品よりもっともっと評価されていい作品だと思います。
ウォー・ゲーム
懐かすぅいぃ~~~~~
当時はワクワクして視たんだよなぁ。
あの電話の受話器でアナログ音声データ通信する機械知ってる!!!!
実際扱った事は無いけど実機を見て触ったことはある!!!!!!!!
スゴイ!アレで国防省のサーバーハッキング出来るんだ!!!!!!!
ITの描写は旧いですけどCGがどうのこうのじゃないからストーリーとしては今でも十分通用する展開です。
ダブル・サスペクト 疑惑の潜入捜査官
何かよくワカランかった、、、
途中途中で区切りが入る、で、謎?だったものが「ちょっとビックリ」を伴って解けたかのように見える。
が「ん?」って思ったままどんどん話が先に進んでその「ちょっとビックリ」と「ん?」が割としつこく続く・・・
最後は無理やりだとか破綻は無い終わり方をする、、、っつぅかで、誰が誰で何処に所属してたの?ってのがゴチャゴチャになり過ぎて理解不能で破綻してるのかどうかもも理解できないウチにサラっと終わってしまう。
途中途中の区切りの緩急のレベルが同じなんですよね、何ならラストが一番「軽い」ので「さぁ、次はどうなる!?っておもったらエンドクレジットが流れてきちゃった、、、みたいな肩透かしが・・・
ラスボスが一番貧弱だったし、、、潜入捜査官のオバチャン以外は皆スゴイもの!!!!
ストイックで徹底したキャラや形振りにワクワクしちゃうもの!で、あのラスト、、、極悪奉行の形相のあの人でさえそれなりの描き込みがされてて最後の舞台での「打ち首獄門!!!!!」て裁定もカッコヨク見えたのに!
そこで終わりと思わなかったのよ・・・
ちょっと引っ掻き回されるけど引き込まれ度は高いです!
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