2021/02/12

半端評:210212

レッド・ブレイド
映像研には手を出すな!アニメ版
映像研には手を出すな!実写ドラマ版
記憶屋 あなたを忘れない
レッド・ファミリー
曇天に笑う
stuber
オハナ(Finding Ohana)
ウィンクス・サーガ:宿命
ミスター・ガラス

レッド・ブレイド
久し振りに「時間を返せっ!」と頭を掻きむしった!
序盤のTAK∴さんの立ち回りだけが見せ場だがSEが、SEが・・・オーディオシステムが壊れたのかと思ったぞ(怒!
小倉優香で、セーラー服で忍者だ、何を期待したんだと言われれば視たオレが悪いのかもしれない。
小倉優香以外はB級、マイナー好きにはご存じの面々が大挙して出ているのでこんなクソ映画になってしまったことに至極残念。
小倉優香だけが悪いとは言わないが半分はコイツのせいだ、っつぅかキャスティングのせいだ!
小倉優香のパンツを見せればイイとでも思っていたのだろうか?彼女の見せ方はソコじゃないだろう?
園子温は作品ごとの振れ幅が半端ない、しかもこっちの想定を大きく外れた振り幅なのだがこの作品に関しては「原案」だった(ふぅ~
そもそもオフィシャルサイトの上段には「原案:園子温、主演:小倉優香、総合演出:坂口拓」となっている、監督誰やぁゴルゥラァァァァァァァァァxって事だよ~
小倉優香以外の演者はちゃんとしてる(この映画の雰囲気内の、ある意味B級、マイナー映画での立ち振る舞い的にスタンダードな動きや)んだが、画の撮り方からカット割り、ES効果等々その他全てがクソ中のクソやっ!
TAK∴さんは「総合演出:坂口拓」って書かれる事に反対しなかったんだろうか?
完成試写まえに決まっちゃってた事なんだろうと思いたい。
兎に角 小倉優香は演技も喋りもアクションも走りもパンツもオールダメ、何故あんなドヤ顔が出来るんだろう?
決してアンチ小倉優香ではなかったのだがこの映画ではこの子が画面に居るだけでイライラしてくる、困ったもんだ・・・
あのデビルマンを凌駕する超駄作だ!

映像研には手を出すな!アニメ版
スゴク良かった!
漫画原作は未読だがちょっと惹き込まれてしまった。
脳内妄想の表現がテーマと相まってドンピシャリとハマっている!
冒頭に「コナン」に啓発される主人公のシーンがつづく、このシーンにハマれたら最後まで映像研ワールドにハマれること間違いなし!
業界の事は知らないがたった3人(しかも実働部員は二人)で短期間にコレ(アレ)だけの作品が作れるとは到底思えないがソコは虚構の世界の話だから突っ込まないでおこうwww
自分のことをアニオタだとは思ってないが一般ピーポーにとってはアニオタ臭のする作品かもしれないが面白いアニメである事は間違いない!

映像研には手を出すな!実写ドラマ版
アニメ版が思いほか拾い物だった!で、実写版があると言うではないかっ!
で、アイドルの子達が演じると言う、、、もう地雷臭しかしないのである。
各所の評でも賛否共にキャスティングが大きく論じられている、ドラマなので一話分は短いとはいえ全話視聴で映画一本分以上の時間をこの地雷臭プンプンの作品が視るに値するのか?
予告編を見るとやはりキャスティングの不安が増大するばかりである。
でも、勇気を出して視てみた!
原作は未読だがアニメ自体を題材にしたアニメが(自分には)好評だっただけに最初はアイドル映画(ドラマ)に苦痛が伴った、演技力なんて・・・・・
ところがどうだろう!?3話ぐらいからこのアイドルさん達が物語にハマってきたのだよ!
アニメ自体のキャラ造形が軌道を逸したキャラ設定なのでアイドルさん達のどちゃくそヘタな演技もスベル程のオーバーアクトもなんとなく想定していたキャラとの違和感が無くなって来たのだ!もしかしたらキャスティングサイコーなのかもしれない(上手い訳ではないので苦痛は伴うのだが・・・・)
繰り返すが原作は未読、アニメ版を基調とするならば尺の為の改変も(アニメ版)を端折る程度で上手な改変に思えるし、かなり上手に脚本が練られている 少なくともアニメ版ファンを大きく落胆させる改変は行われていない。
この流れで(多分 続きを)映画化される(れてる)んだそうだ!ちょっと期待してる自分が居るwww
個人的に言わせてもらえば脳内妄想のシーンは完全実写ではなくアニメとの融合で表現して欲しかったアニメ版のラフ画てきな演出がカナリ ツボだったので。
実写版だけを視ていたのだったら(先に実写版だったら)評価は変わっていたのかもしれない(悪い方に)のでアニメ版を見てから視聴することをおススメする。

記憶屋 あなたを忘れない
コレみて泣く人が居るそうな、感動巨編なんだそうな?
コレどこで泣くの?
予告編もそう表現されている。
原作は日本ホラー小説大賞の読者賞を受賞したんだそうな、ホラー!?
ジャニタレさんの演技は見れたもんではない(断言)芳根京子ちゃん大好きだし演技もイイと思うんだけどこの作品での描かれ方に不満は多い、演出何だろうからしょうがない・・・
何処も彼処も押し付けの演出ばかりでウザい、ウザ過ぎる!
「はい、ここ『ブワァーーー』って来るトコですよぉ~」とか「はい、号泣シーンですよぉ~」と言われても、、、キョトンとするよりも「うわっウザっ!!!!」ってなる。
前述のレッド・ブレイドも残念至極の作品だったがこの作品も鑑賞を後悔する度合いはかなり高い。

レッド・ファミリー
ファミリーコメディだと思っていたのに割と重いヤツでした。
「重い」っつってもそんなに鈍重な造りではないんですけどコメディではなかった。
この映画をNの方の人が視たらどう思うんでしょうかね?
お隣さんのファミリーもボチボチのクソ家族(夫婦がね)なのでラストまで来ても爽快感が皆無なのですよ。
悪い映画ではないんですけどその国独自の政治情勢が(上辺しか)分からない他国民にとってはこの映画を堪能しきれていないのではないかと思えます。
決して悪い映画ではないです。

曇天に笑う
予告編を視て 何故か?ちょっと期待しちゃったんだけど 巷の評価は総じて悪く、そしてその評価はだいたい合ってるwww
原作は未読なのでどれだけ端折ったのかは分からないが「『あらすじ』を映画にしました」って感じで表面の表層部をすくって更に折りたたんでそこから掻い摘んでみました、、、的な仕上がり。
そもそもソータくんラディッシュですし・・・
只でさえキャラの表現が浅いうえにキャスティングも薄い薄い、、、こぉゆぅ映画に立ってるだけでいいのに客寄せグラビアアイドルに大根演技させる手法があるが、この映画にはヒロインさえ居ない、いつもなら要らんヒロインに苦言を呈すが やっぱり「華」は必要なんだなと改めて思う(但し やっぱり大根では困る)
この監督さん、嫌いじゃないんだけど当たりが少ない(汗;
ドローン撮影にハマっているようだが、時期的にハマり始めなのか?せっかくのドローン撮影もカメラワーク(パンとか)が悪くて興覚めだし、アクションシーンのカット割りも悪い、何もかもが視辛いのでシーンの脳内保管で脳が疲れる。
カメラワークはともかくオープニングの「祭り」のシーン(と言うか祭りを演じている町民たち)のパッションは素晴らしかった!!!!!
あの祭りだけ延々と流してくれていてもよかったかもしれない(逃げ==3

stuber
予告編から想像できる通りの巻き込まれ型バディムービー。
キャラ設定も演じる演者も皆濃いので多少疲れるが非常に面白かったwww
イコ・ウワイスが出てました、最近彼は欧米の映画に頻出してますね。
伏線の張り方や回収も上手で全体としてはかなり優秀な作品なんだけど何だか小粒感が拭えないんだよね?
その要因はやはりキャスティングだと思われる、予算のせいもあるだろう。
コレを大金かけてメジャー俳優を起用したらもっとド派手な作品にはなっただろうけど別の圧力?によってツマラナイ作品になってしまったかもしれない。
所謂「有色人種」が主軸だったりマッチョマンストリップバー(って言うのか?)が出てきたりするのは昨今にジェンダー問題への一つの提示だろうが、一周して嫌味になるギリ手前で収まっている、コレが作品をツマラナくしている訳ではないので作り方はとても上手な部類だと思う、が、やはりソレもこの作品の小粒感への貢献に与していると思われる。
ストーリーへの感想が出てこないが(汗;
よくある王道ストーリーなのでハズレではない、が、普通に普通なのよ。
面白いよ、面白いですよ。

オハナ(Finding Ohana)
何処かの評に「ハワイ版グーニーズ」と書いてあったが まぁ、そんな感じ。
前半の地形描写シーンはキレイでスバラシイ!
探検隊?の人数がっ少ないせいか?アドベンチャーシーンはグーニーズほどではないが程よく進展する。
主軸はおじいちゃんが絡む「地域愛」とでも言おうか(そぉゆぅと矮小化してしまうが)ハワイアン魂?とでも言おうか・・・そんな話で割と時間を割いていてアドベンチャーが始まるのは中後半から、映画の尺としてはバランスとしてアドベンチャー部分より時間を割いているのにあまり響かないのはちょっと浅いからなのかな?
見せ方によってはもっと描けると思うがどうだろう?
主軸とアドベンチャーのバランスがちょっと悪くどちらも中途半端な感じはするが主役の女の子の魅力がそれを補っている!
美形と言うわけではないのだがとてもくりくり目玉のチャーミングな表情で物語の立ち位置でも映画のけん引力としても全部を引っ張ている!
ラストに○○が出て来て一気に〆た展開は何かこみ上げるモノがあって素晴らしい仕上げだった。
この映画を酷評している意見の中には「往年のトレジャームービーのパクリだ」と言ってる評もあるが映画中にも映画トリビアが何度も発言されたり似たような展開やシーンも多い。
子役時代にインディアナ・ジョーンズやグーニーズに出ていたキー・ホイ・クァンが出ていたのは鑑賞後に評を漁っていた時に知った、つまり、パクリではなく「オマージュ」なのだよ!パクリと言うよりダダスベリもなく上手に作中に取り込んでいたと思う「オマージュ、リスペクト」なんだよ!!!
各シーンがとてもキレイでいい作品でした。

ウィンクス・サーガ:宿命
マジックファンタジーなのかダークファンタジーなのか微妙なところ。
原作はプリキュアやセーラームーンばりのお子ちゃまアニメらしい。
最近視る欧米のTVドラマの主人公と同じくかなり自己チューな主人公が最後まで利己的で巻き込まれ型のベールを纏い回りを混乱に落とし込んで行き、結果オーライ的に「成長しました」なハッピーエンド(続編への期待を煽りつつ)を迎える。
いやいや、誰もハッピーになってないんだけど???
とは言え、演出や展開は非常によくできている。
ドラマだけど全6話と比較的短いシーズンなので顔見せ程度とは言え各キャラの掘り込みはまだまだ浅い、物語の謎構成はかなり複雑(に見せている)ので結果オーライとはいえ謎は何一つ回答を得ていない状態だ。
敵味方(戦争として括ればどちらも正義なんだろうが?)の疑念も完全には払拭されていないし エンディングのハッピー感溢れる描写にモヤモヤ感が募ってしまったwww
ハリー・ポッターで言うトコロのホグワーツ学校みたいな所に魔法を使う「妖精」が集まっていて、ヒーロー役の格闘専門部隊と魔法部隊が協力し合って戦ってる・・・と見受けたが、格闘部隊の人達は何か特殊能力があったのだろうか?ソコが気になった
一般ピーポー世界とは隔絶された世界らしいし(行き来は出来る)王制を敷いていたり、複数の王国があるらしい事を匂わせているのでまだまだ世界観は広がるしエピソードもしばらくは枯渇しないだろう。
第2シーズンの製作はまだ発表されていないようだが評判が良いらしいので続編は作られるだろう、期待はする!!!

ミスター・ガラス
シャマラン節炸裂!シッィス・センスは時代と聴衆と斬新な(当時)ドンデンが偶然にマッチして大ヒットとなったのでしょう。
割と早いうちから彼に一般ピーポーのようなドンデンの期待はしなくなってたし、ドンデンだけでなく作品自体も私に響くものは無かったです。
「アンブレイカブル」は普通ぅ~、「スプリット」はアンブレイカブル以下でクレジット後のスーパーサプライズシーンだけ大爆笑!ウケるぅ~!!!
順当にこの作品がシリーズ(だよね?)最低評価の作品になる筈である。
何度も言う完全に個人的偏見なのですがジャクソンくん大嫌いですし、鑑賞前からサイテー評価確定なんです。
でもマカヴォイくんは推しなんですけどね。
シリーズ前2作を鑑賞済みな事は必須で物語が進む、それでもこの完結編?では「緑のスーパーマン」「黄色のモンスター」「紫の黒幕」を描かなければならず 前2作で説明済みなのに(だから?)薄っすい 薄っすい、マカヴォイの変態的多重人格演技も堪能する隙も与えずにコロコロ替えるからホントにただのアフォにしか見えない、マクレーンは影の部分が何も描かれないので只の鬱病者にしか見えんし、大っ嫌いなマスターメイスでさえチラっとも狡知に長けた頭脳戦略の機微が全然伝わってきません。
最後の最後に謎の秘密結社とか出したトコロで・・・
シャマランにわか(今時居ないか)が望むドンデンがあるわけでもなく(アレはドンデンではないだろう?)クレジット後のお笑いパートも無い。
小説やマンガにした方が脳内補完が効いて良作になったのではなかろうか?
頼むからマ●ー■ァッカーのアップは止めてくり、、、

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