2010/05/31

反省会

昨日の試合の反省会です。
今回は本当にポンの出来が最悪でした。

本人も落ち込んではいましたが 親の方が完全に凹んでしまいました、6年生に申し訳ない・・・と・・・・

ウチに着いてポンはすっかり“気”を取り戻しましたが オイラと嫁さんは完全に凹んだまま、ポンもチンも険悪な雰囲気を察しています。
特に父ちゃんの落ち込み様は酷かったらしく(自分では客観的に見れないので)殆ど口をきけない状態でした。

今日も朝からブルーです・・・orz
体調まで狂っています、朝から頭痛が治りません。
仕事もはかどりません(笑

うん、コレではいけません。
プレイしてるのはポンです、親がこんなんではポンも清々しないでしょう。

仕事をしながら昨日の試合を反芻します・・・
ヨシっ!帰ったら反省会だ!

イロイロ考えました。
観戦しているとポンの失策や三振に目が行きますが、ソコを責めてはイケないと思った。
いや、プレイこそ褒められたモノではないが、ポンも頑張ったんだ!と・・・・



毎度の如く お風呂で反省会です。

昨日ポンは試合中に3回“泣き”が入りました。
1:第一打席/見逃がしの三振
2:エラー/トンネルしてホームランを献上
3:第二打席/三振:(試合の)ラストバッターとなる・・・・

父ちゃんからの反省ポイント
プレイそのもので責められるべきは2:のエラー/トンネルだけです。
もうひとつ、肝心なポイント、、、それは試合中に“泣き”を入れた事!

訥々と諭します。
相手は全国常連の強豪チームです、勝つ気があってもソレだけで勝てる相手では決してありません。
先攻で始まった試合、初回にランナーをサードにまで進めるが、惜しくも得点ならず・・・・
初回裏の攻撃、ランナーを許すも先制点を与えず抑えました!
2回表、得点できず・・・・
2回裏、先制点を献上するが1点で抑える。

1点は失ったもののココまでではまだ“負ける気”はしていません!

3回表、トップバッターはポン!
自主練の成果が出るか!?・・・・・
厳しいコースの球を見送り、三振・・・・・
ココで“泣き”ました・・・・
正直、ココでブン殴ってやろうかと思いました!
ちょっと前の試合でも試合中に“泣いた”事があります、その時の反省会

「試合中には絶対泣くな!」

と言ってあったのに・・・・・

ランナーを出すもこの回も無得点・・・・

3回裏、相手チームの怒涛の攻撃!
野手のミスも増える、、、、
2アウトからのあとひとつのアウトが捕れません。。。。。。
センターゴロ、果敢にイチロービームを放ちましたがアウトには出来ず・・・・・・

そしてまたセンターゴロ、真正面のゴロ、、、
画に描いたようなトンネル。。。。。
ホームランになります、ココで2度目の“泣き”
大量失点で3回を終える・・・・

4回の攻撃、ランナーは出るものの無得点
4回の裏、フィールドにはオーラが見えません・・・・
エースが好投していますが2失点、この時点で0-10、次の攻撃で点が入らないとコールドです。

5回の攻撃ランナーを出すものの2アウト、ココでポンの打席。
眼が死んでます・・・・・
それでも必死に声をかけます。
フォームがどうだ!
力を抜け!
リラックス!
球をよく見ろ!
・・・・・・・・・
粘ります!いつになくポンは粘っています!
振り遅れではありますがファールを連発!
1つの打席でこんなにバットを振ったのは初めてではないだろうか!!!!!
ポンは頑張りました、が、最後に釣り球にまんまと引っ掛かりハーフスウィング、自分では止めたつもりなんでしょうがスウィングを取られ三振・・・・・・
ココで3度目の“泣き”・・・・・・

かくして0-10でコールド負けでした。


「オマエは今日3度“泣いた”『試合中に泣くな』っつったろっ! 最初の三振で泣いたな、ナンデだ?」
「ボールだと思ったのにストライク取られて三振、悔しかったから・・・・・」
「おぉ、そぉだな、悔しかったんだな、2度目のトンネルはどうしようもねぇな、ありゃ、弁解の余地も無ぇ」
「うん・・・」
「最後の打席は?」
「2ストライクから さっきストライク取られた球が来たから『打たなきゃ』って思ったけど、やっぱボールだと思ってバット止めたんだけど三振になった、で、試合が終わっちゃったから・・・・」
「おぉ、そそだな、、、でも、何故“泣いた”? 自分が悔しかっただけだろ?」
「うん・・・・・」

「怒ってもいないし、責めるつもりもないが、今日の試合はオマエが
“負けスイッチ”を入れたんだぞ、ワカルか?」
「・・・・・・」

「失策は皆にあったからオマエのトンネルだけが悪い訳じゃない、でも、2回までイイ試合だったのに3回の先頭打者でオマエが“泣いた”からチームに“負けスイッチ”が入った、失策が続いたのはその後からなんだよ」
「・・・・・・・」

「試合が終わった時キャプテンが“泣いてた”キャプテンもアウトになったりしてたけど、アイツは試合中に“泣いた”か?」
「泣いてない」
「悔しくて“泣く”ってのはそぉゆうもんなんだ、オマエは自分の事しか、その時のことしか考えてないから試合中に“泣く”んだよ、で、その“泣き”はチーム全体に悪影響を及ぼす、実際 及ぼしたんだ!」
「・・・・・・・」

「実際、キャプテンとかが試合中に“泣き”出したらオマエ困んねぇか?」
「困る・・・」
「だろ!だから試合中には絶対“泣いたら”アカンっ!
「うん・・・・」

「トンネルもそうだ、エラーはしょうがない、絶対エラーしないやつなんて居ない、でも、アレは真正面だ!お前自身に“負けスイッチ”が入ってたから、真っ先に、だからトンネルしたんだ、しかも、お前の自慢は何だ?【足】だろっ? いつもならレフトやライトから抜けた球も真っ先に追いつくお前が、あの時はレフトに先を越されただろ?」
「あっ、うん・・・・・」
“負けスイッチ”で体も動かなかったんだよ、
オマエ“外野の要”ちゃうんかっ!オマエがグジグヂしてちゃダメなんだよ、いくら自分の失策が続いたとしても、オマエが引っ張ってかなきゃダメなんだよ、その自覚が無いんだよ、ワカルか?」
「うん・・・・・」
「まっ、あのトンネルは酷過ぎたけどな、それば練習すればイイ、捕れなくてもいい、手が届く範囲はもう絶対後ろへ逸らすな! 何をしてもいい、座り込んでもいい、飛んでもいい、足で蹴ってもいい、
絶対後ろへやるな!
「ワカッタ」

「最後の打席、お前は悔しかっただろうが、あれは父ちゃんは褒めてやる!
「へっ!?」
「よく、粘った!何球ファールだった?」
「結構・・・」
「だな、少しは練習の成果が出てきたって事だよ、でも、まだまだ練習が足りん、最後の釣り球は相手の作戦なんだ、オマエはまんまとソレに引っ掛かっただけ、相手が1枚どころか2枚も3枚も、いや、もっと格上だったんだよ、ソレで悔しいなんて言うのはオコガマシイよ」
「・・・・・・・」

「相手のチームは毎日ナイター練習してんだぞ!」
「ええっ!毎日ぃ!!!!!」
「そうだよ、無理にとは言わんが絶対的に練習量が足りないんだよ、楽しいだけではあのチームには勝てん! 悔しいと思うなんて甘えてる」
「・・・・・・・・・」

「6年生はもう何年も必死に練習してるんだ、自主練だって自発的にヤってるんだ、だからキャプテンは“泣ける”んだよ、オマエの“泣き”とは違うんだよ!」
「・・・・・・・」

「でも、よくボールを見れてたよ、だからあれだけ 当たったんだ、でも、やっぱり結果が出なけりゃダメなのはダメなんだ・・・・このまま行けば必ず打てるようになる。」
「うん・・・」
「スポーツは頭で考えてもダメだ、そりゃ頭もよくないとダメだけど、今のオマエ等のレベルだったら練習して、練習して、練習して、考えなくても体が動くようにならんと、考えるのはその後だ。」
「ワカッタ・・・・・」
「本当かぁ~?」


と、いう件で反省会は終了。
昨日負けた相手が大会を制した。 我がチームは全国は逃したが中日本(なかにほん)大会に出られる(筈)。

他にも今年は試合が詰まってる!

ガンバレ!ポン!!!!!

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