ザ・バットマン
アンチャーテッド
レスキュードッグ・ルビー
CUBE 一度入ったら、最後
日本人だから感じる事なのだと思うが 最近量産されている駄邦画の筆頭(次から次へと筆頭株が出てくるので公開当時の筆頭と言っておこう)
何故こんな企画が通るのかが不思議でならないwww
あまりにも酷い評が大量に排出されているので鑑賞を避けていたが「どんなもんか?」と清水の舞台から飛び降りてみました。
繰り返しますが酷評が多すぎる今作ですのでそれ相応の覚悟で挑みましたがその酷さが想定内も想定内だったのである意味拍子抜けでしたwww
まぁ、こんなモンだろうな、と・・・
カルト化したオリジナルと比べる事は最初からしてませんが要所要所の謎解きシチュエーションがある程度オリジナルを踏襲はしているのですがそこに必然性が皆無なんですよね、素数の件とか座標の件とかね、オリジナルには登場人物それぞれにちゃんと役割があって不条理展開ながらも行動や役割分担、展開に必然性があった。
今回は杏にだけどんでん返しの役割があったんだが、最後の最後まで「こいつ何で出て来てんねん?」って思ってたんだけど最後にそれじゃぁねぇ・・・
邦画かリメイクで定番のおセンチ展開も全くの蛇足だし 足した事による昇華感は皆無、むしろペース、モチベーションダウンで改悪でしかない。
はいはい、酷評通りの超駄作ではありましたが「デビ●マン」や「テラ●ォーマーズ」よりは辛うじて上、、、なのかな?と・・・
ザ・バットマン
凄く評判がイイです!
凄く長いとは聞いていました(ほぼ)3時間の長尺ですが物語の惹き込まれてそれほど長くは感じませんでした。
なのでとてもよく出来た作品だとは思うんですが、正直「面白い」とは思いませんでした。
マーベルに便乗負けじと始まったDCシリーズは総じてダーク路線、この映画も暗くて重い。
が他の作品と比べ只々鈍重な訳ではなく「ジョーカー」の様な重厚さが溢れています。
暗闇や暗がりの表現が非常によくゆっくりなテンポも作品の質を上げるような重厚感を醸し出しています。
主人公のが終始 陰キャで煮え切らないのがもどかしかったですが、最後まで見ると陰キャのウェインがダークヒーローとして開眼するまでの成長?物語だと捉えればなる程の構成だったと思います。
が、最後までソレが分からないのでやっぱり視ている間はちょっとイライラしましたねwww
難癖は付けるもののバットマン映画での醍醐味の一つにバットアイテムがありますwww
今作ではバットモービル位でしょうか?(ワイヤーとかは標準装備と言う事でwww)
そのバットモービル自体は大してお役を果たしていなかったかなぁ・・・と、、、カーチェイスシーンは凄くハラドキでよかったので何か一つでもギミックを発動してくれと良かった(ジェットエンジンがソレ?)
表向きはブルース・ウェインの成長物語であるこのストーリーですが 話の展開の主人公は敵役と見えるリドラーですね、ストーリーの骨子的にはリドラーがバットマンすら駒として使いゴッサムシティの巨悪を暴いていく物語ですから、彼の功績は大きいです!
後ね、、、どうしても私の中で納得いかないのはキャットウーマンです。
要らなくね?????
あのヒロイン?の立ち位置キャラは必要ですがわざわざキャットウーマンにしなくても十分に成り立つはずなんですがね?
リドラーも彼女を駒として扱ってる様子は無いです。
キャットウーマンとするならば魅惑的で予測不可能な謎キャラとして場を乱すキャライメージだと思うが今作の彼女は己の感情で場を乱すだけのウザキャラになってしまっているのではなかろうか?
取って付けたようなロマンスにも何の魅力も感じないです。
酷評を書いてしまいましたが前述の通り3時間の長尺を飽きる事なく視れた今作はとてもいい作品だったと思います。
アンチャーテッド
久し振りに只々面白いと思える作品でした。
作中でもオマージュされていますがインディ・ジョーンズのような冒険活劇です!
ゲームが原作の様ですがゲームは未プレイです。
謎解き部分もキーアイテムが必須でキーアイテムさえあればサクサク進む状況はゲーム的でそう思えばご都合主義も原作に忠実と言う事になるのでしょうかねwww
この辺のご都合主義的音展開もアクションやテンポがいいので案外マイナスポイントではなくなっているのも演出の上手さではないでしょうか?
パーリー映画としてワーキャーするには抜群の映画です!
レスキュードッグ・ルビー
「潜水艦モノと消防士モノにはハズレが無い」と言うのが私の持論ですが次点で「ハズレが少ない」のが犬バディものです。
この作品も線引きをすれば「当たり」の範疇の作品でした。
無難な題材であるが為に全ての犬バディものが極大のカタルシスを得られると言うわけではないのが次点たる所以。
犬バディものとしてはK9(警察犬)を扱った作品で王道のテンプレに沿った作りです、でもこの作品は事実を元にした作品なのだそうです。
色んな苦悩やトラブルも予定調和の安心ハッピーエンドに向かうであろうと言う安心感を持って鑑賞できます。
勿体ないのはルビー(犬)が失踪した後のくだり。
ルビーが失踪する事件は採用試験との対比で とてもうまく機能しているのですがルビーが戻って来る流れが唐突過ぎるんですよね。
事実を元にしているとはいえ多分に脚色は入っている筈ですからソコはもっとドラマチックな展開があってもよかったと思います。
直後に続くクライマックスに向けてそれ以上の山場を持ってこれなかったのかなとも思いますが そのクライマックス自体が予定調和の流れで意外とハラドキしないのでルビーが戻って来るところを一番の山場にした方が感動が大きかったと思います。
クライマックス後のちょっとしたサプライズもやり過ぎの感はありながらも心温まるほっこりしたエンディングでよかったと思います。
只・・・・あのクライマックスはルビー帰還の呆気なさを考えるとルビーがアッチに行ってしまうのではないか???とちょっと心配してしまいましたwww
心温まる優しくてとても良質な映画なのでおススメです!
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