2022/05/22

半端評:220522

アーミーオブシーブス
死霊館 悪魔のせいなら、無罪。
ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結
映画大好きポンポさん

アーミー・オブ・シーブズ
アーミー・オブ・ザ・デッドのスピンオフ、ザ・デッドの金庫破りの人の前日譚です。
物語中でゾンビの事には多少触れられますが本編には全く関係無くポップな感覚のクライムドラマ。
サラっとした御都合主義の展開は物語全体のトーンにマッチしていて違和感が無くルパンⅢを観ている様な感じで心地良いです。
どのキャラも背景は薄いですが絶妙な魅力を放っており(絶妙と言うのは飛び抜けた魅力ではなく匙加減が絶妙と言う事です)ライト感覚で暇潰しにはもってこいの作品(誉めてます)
この感じでザ・デッドの他のキャラのスピンオフも観てみたいです。

死霊館 悪魔のせいなら、無罪。
ウォーレン夫妻ってスゲェなっwww
アレにもコレにも首突っ込んでるしwww
法廷劇ホラーになるのかと思ってたら単純な?純粋な?ホラー映画でした。
「無罪」じゃねぇしっ、、、
法廷論争で悪魔証明をブチかますかと思ってたのにそんなシーンはありませんでした(残念)
死霊館シリーズでなければ凡作な出来で取り立てて持ち上げるシーンも演出も無いのだが、「死霊館」と言うネームバリューとウォーレン夫妻の登場で映画が一本まとまってしまうのは意外とスゴイ事なのかもしれない(誉めてませんが・・・)
ま、普通に普通のホラーで「死霊館」スピンオフとして視るのならいいのではないでしょうか?
「死霊館」のスピンオフ系の物語はドレも普通に普通のホラーなんですけど、大ハズレが無いのが結構な快挙ではなかろうかwww
どの作品も普通のホラーなんですけど、ちゃんと、シッカリ作ってあるので単発作品としては凡作なんですがちゃんとアベレージレベルはキープしている感じです。

ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結
う~~~~~~~~~ん、コレじゃないのよねん・・・
前作もナントカユニバースのパクリ便乗作品だと思ったけど、何故かハーレイ・クインがバカウケしただけ・・・
なのでキャスト総入れ替えなんだけど「ハーレイ・クインだけは外せないんですよ」的な安直なキャラ配置でグダグダです。
どうしてもユニバース展開したいらしく、キャラ伏線張ってるらしいんですけど、全く興味が湧かないです。
本国での知名度は知らんがこっちとしたら知らんヒーロー?ヴィラン?ばかりでおまけに半数は冒頭の掴みで全滅しちゃうんだけど「えっ!あいつが死んじゃうの!?」って驚きも無いので掴みにもなってない(あくまでも私にはですよ)
コレ、B級・C級のドタバタヒーローパロディコメディのノリ、脚本、演出なんですよ、しかも低予算のね。
ニッチな層向けのおバカ映画だったらソレでいいんですが、大作然として金掛けてこんなの作られてもどう反応していいかワカリマセンです。

映画大好きポンポさん
映画を作ってる人にはウケがよいらしい。
途中までは面白いんだが、その面白い部分が割と駆け足でサクサクと進んでしまう。
後半、クライマックスに向けて熱い想いをブチ撒けて来るんだけど 前半がサクサクと軽いので制作陣の熱い思いが暴走気味に感じて乗り切れない・・・
「何故?そんなに急ぐ!?」の答えがラストの壮大な伏線回収の「一言」に込められていて「おぉ!そぉゆぅ事かっ!」とはなるんだけど、、、なるんだけど、ちょっと肩透かし的に感じて「で、、、、?」ってなってしまう。
内容や本来のキャラ設定に比べ異質な外見造形はトリッキーな意味付けが欲しくなってしまうところだがポンポさんの(外見的)キャラ造形には何の意味(の説明)も無くここも違和感を感じるところ。
このキャラ造形で客を呼ぶ映画の内容ではないだろうに・・・
シリーズにしてもっとキャラの掘り込みをしたら面白い作品になるのではないだろうか?

0 件のコメント:

コメントを投稿