ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密
ジュラシック・ワールド/新たなる支配者
プレデター:ザ・プレイ
INTERCEPTOR/インターセプター
女性版ダイハードってトコでしょうか?
何気に出てくるソー(クリス・ヘムズワース)が主人公の実生活での夫で製作総指揮をしてると聞いて あのウザい出演シーンもまぁ納得www
映画としてはちゃんとダイハードしててハラドキもするんだけれど結局は「女性版ダイハード」としか評するのが精一杯でこの作品独自のウリが見えてこないのは残念です。
ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密
いやね、もうね、ダメだね。
何がダメってやっぱり「脚本」がダメなんでしょう。
原作が無くて映画オリジナル脚本のシリーズものなんですが きっと いや絶対原作者(脚本家)の頭の中ではストーリーがまとまってる筈なんです、で、映画の方はと言うと原作ありきの映画化の様に物語を端折って進んで行く、映画オリジナル脚本なのに・・・・
全編脳内補完が必要な展開なんです、作者はいいですよ脳内補完出来ますからでもね、コッチはそうは行かないなので終始置いてけぼりなんです。
って、でもよくよく考えてみた。
この人ハリー・ポッター的な児童書展開で行けばよかったのに何の欲なのか?背伸びなのか?
「大人な物語」を書きたくなっちゃんだろうね(書けるんだぞと承認欲求が働いたのかな?)
ハリーの後半のダーク展開で既にその才が無い事が露呈したのに、ムキになってまだ大人なダークファンタジーが書けることを証明したがっている様にも見える。
政治的な側面や多様性を考慮したストーリーなんかも「私って立派な大人でそ?」って中途半端な中二病患者が声高に叫んでいるように見えて仕方がない。
「ダンブルドアの秘密」は?原題でも副題に掲げている子のお題のネタはしょー------もないモノで その大人な表現ストーリーも表面的で薄っっい描写や展開、これがシリーズ通しての壮大な骨子に重要に絡んでくるとしたらアフォみたいな展開しか想像できません。
まるで出汁も具材も入っていない味噌だけ溶いたミソスープを飲まされている印象です。
以後 どんなに辣腕な監督をもってしても脚本がクズなのでいい映画には成り得ないでしょう。
一応視ますけどwww
ジュラシック・ワールド/新たなる支配者
総じて評はよろしくないようです。
ベタ褒めしてるレビューは所謂提灯記事ばかり(全てとは言わない)
「ジュラシックシリーズの完結編」として宣伝するからいけないんでしょうねwww
ジュラシックワールドの完結編としてならギリ及第点・・・かなぁ???
ジュラシック・ファンの大半って結局は「ジュラシック・パーク」を視たいんだと思う。
ジュラシック・ワールドとして新シリーズになって何が変わったのかっていうと「ハイブリッド恐竜」を作ってしまった事、ソレが悪いとは言いませんがもうそれは「ジュラシック・パーク」とは似て非なるモノになってしまっていたんです。
キレイ事に見せているクレアの病的な恐竜愛護精神もやってる事は犯罪者、(結果的)犯罪者相手になら犯罪も厭わないってのは何もキレイではありません。
マルコム博士やラムジーのような戦い方(これもギリ犯罪なんですけど)で構成できなかったのでしょうかね?
賛否両論のパーク陣再集結は「J・パーク」ファンとしては素直に喜ばしい事でしたが必然性に欠けていて お祭り演出にしか見えなかったし、だったらだったで予告編で絶対ケリー(マルコムの娘)だと思ったのがケイラとか言う全然違う新キャラだったのが残念でした。
結局は「ジュラシック」を冠しながらも「イナゴ」の映画だったのが評を下げた要因の一つでもあると思う。
何となくキレイにまとまったかのような展開でありながら実は何も解決していないのがバレちゃってるのもスッキリしない。
無理矢理オリキャラ大集合させるならもっとお祭りドッカンでもよかったのではなかろうか?
プレデター:ザ・プレイ
わりと評判が良いようです。
初作に原点回帰した傑作!と言う意見が多いようです・・・が、初作はシュワちゃん有りきの只のドタバタ・アクション・ヒーロー・モンスター映画なんですけど。
続編以降の連作がモンスター人気にぶら下がった凡作なので何故か普通のエンタメアクションの初作が(なんちゃって)カルト化してる稀有な作品、、、と思っているので、私は言う程 初作が良作だとは思ってません。
一応見直したのですがシュワ映画として、アクションものとして、モンスター映画としては秀作ではあると認めます、今見ても単作としては十分に楽しめますし、シュワちゃん以外の演者の演技?見せ方も非常に上手いです。
と、、、今作について
確かに原点回帰的に「狩るものvs狩られるもの」の相互描写の展開は手に汗握る展開で非常にドキドキします。
既に視聴者には素性がバレてるプレデターをお祭り状態で過剰に出すのではなく、いや、焦らすほどに画面に登場はさせずに この作品がシリーズ?初見の人にもモンスターの怖さをじわじわと感じさせる演出・展開はアッパレでとてもよく出来上がっていると思います。
前作のザ・プレデターの様に変な続編匂わせとかはなく舞台時代をかなり過去に遡って単品終結させているのも変な策に囚われずに物語が進行した要因でしょう。
過去作との繋がりも無い事は無く、「葉巻」「ネイティブアメリカン」が初作のシュワちゃんや「ビリー」とリンクしてたり「拳銃」が2作目のトロフィーと繋がってたりとシリーズへのリスペクトも忘れていません。
只、本編のエンドロールのアニメとこの拳銃の組み合わせだと この映画の主人公(部族)はこのラスト直後に殲滅させられてしまった事が分かってしまいますTT
蘊蓄のあるファンのレビューだと「戦闘民族」としてのプレデターの流儀と言うか漢気みたいなものを賛美してる人も居ます(女の人や戦闘意欲の無い人は襲わない等)が、言うても現代パートでも最強戦闘民族のプレデターが1700年代にやって来て光学迷彩や未知の飛び道具を使って無双する様は弱い者いじめに見えてしまうのは私だけでしょうか、やっぱりプレデターは「悟空」ではなくて「ベジータ(初期)」なんですねwww
どうしても気になる事が一つ・・・
余計な多様性への配慮で今作の主人公も「女性」です。
それ自体に異論は無いですがこの物語のテーマとしては「女性」である必然性が無いんです、と言うか女性である必然性は描かれていません、そして他の愚作とは一線を画して直接的に味方側に不利を招いてはいませんが 結局は主人公の「わがまま」がちゃんと粛清されていません、「終わり良ければ総て良し」的な誤魔化しはあまり好きではありません、最後彼女が酋長に就任(だよね?)したのには納得がいきませんです。
ともあれ、今作は秀逸なモンスター・アクション映画な事には間違いありません。
追記
前述している「拳銃」ですが、気になったので比べてみた!
限りなく似ているが同じではない・・・・
流しで視ていると一瞬ではあるので誰もが「あっ!あの拳銃だ!!!」って思う事を想定してるんだと思うんですよ。
でもね、再生を止めて比較すると銘板の右のライン銘板の左側とかトリガーの形状とかわりと分かる違いがあるんですよ、パッと見は同じですよ、はい。まぁ、同じ小道具を使っているのではないでしょうから当たり前なんでしょうけど、一流の小道具さんが作るのなら 素人が見ても判別できないような精巧なコピーは作れる筈なんですよ、きっと。
なので、ニワカが「あの拳銃だっ!」って喜ぶような小道具を見せておいて「実は同じものではありません」ってミスリードだと思うんですよね。
だって同じ拳銃だとしたら前述の通り彼女の部族は殲滅された!って事になっちゃいますからねぇ
そこに救いを込めていた・・・・なんて演出だったらスゴイ演出だと思っちゃいますね。
ま、きっと「あの拳銃ですよ」ってファンサービスだとは思うんですけどね・・・
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