ヘッドフォンアンプ
音系は「沼」ですからね、上を見たら青天井でキリがない、今まで何度もAmazonのビッグセールでポチりかけながらも 何年もスルーしてきました。
中華の激安ド・エントリー下層モデルですが狙っていた機種よりも旧いVer.だが「モノは試し」で堪えられる値段になっていたのでポチっ!
オプティカル(光)接続かUSB接続か迷ったが(光の方がヨイとは言われているが)事情によりUSB接続です(光接続も可能な環境ですが)
断捨離してまともなヘッドホンは1つしか残っていません。エントリー機のAKG-K142HDなんですけど、もうコイツ10年戦士なんです!派手なチューニングが施されていないモニターヘッドホンなので聴き疲れが少ないです。
そろそろ次のヘッドホンが欲しいのですがカンタンに買い増すのは難しいので、とりあえずコイツをつないで聴いてみます。
USB DAC ヘッドフォンアンプとしては激安機なので過大な期待はしていませんでしたが確かに音質?音は変わりました。
音の粒感がマシマシで各々音源が分離して楽器(声)毎が独立して聴こえます、所謂「解像度が増した」って言うやつでしょうか!
各々が分離したと言っても主張して喧嘩しているのではなく今まで聴こえなかった楽器毎の音色が明確に分かる感じ、感動したのは音の初め・アタックはもちろんだが、音の終わり・音が消える瞬間が聴こえる!!!
語量力が無いので巧く伝えられないのだが伸ばしでだんだん消えていくトーンが最後までボヤけずに切れた(消えた)瞬間を感知できるんです!繰り返しますがコレは感動モンでした。
(高音寄りの)中高音の抜けがワンランク上がった感じがします。
特に耳に心地良かったのはスネアやハイハットの抜けがピーーーンと耳に入ってくる感じです。
パリピ向けドンシャリヘッド(イヤ)ホンのように目に「刺さる」のではなくツゥーーーと心地良く抜けていく感じ(語景力・・・ )
低音は「抜ける音」ではないので高音の様な抜け感は無いのですが「ギュっ」と詰まって締った感じになりました、それでいてしっかりと地に根を張っていてボワンと響く残響はしっかりと地を這って震える振動を感じられるような響きです。
中意に関しては高音の抜けと低音の安定感、響きとは違って、ほんとド・ノーマルな感じでした高音、低音の変化が心地良かったので最初はそれらと比較して物足りなさを感じてしまったが、ボーカルなんかをしっかり聞いてみると以前と比べればシャキっと一皮剥けた抜けの良い音にはなっていました。
音質の変化が思いのほか(期待してなかった想定よりは)良かったですが音場の広がりは激変は感じられませんでした。
音場が広がると言うよりは「キュっ」と締まった感じ・・・
ここでも話鼻力の貧相さを露呈してしまいますが、「自分の場所からフィールドが広がる」と言うよりは「音の鳴るっている場所にグンっと自分が近づいた」と言う感じと言いましょうか・・・
音源のマスタリングや使っているヘッドホンがモニターヘッドホンだと言う事も関係しているでしょうが 兎に角なっている音が総じてクリアになり今まで聴こえなかった「音」がいろいろ顔を出してきてとても心地よい音に変わりました。
EDMなんかをパリピ仕様で聴くには物足りない、、、と言うか違うんじゃないかな?とは思います。
POPsを聴くにしてもアレンジにより印象は違うと思います、割としっとり目の女性ボーカルが合ってるのかなぁ、アレンジによっては(良いのに)ボーカルに物足りなさを感じるシーンもありそう。
インストやクラシックが良かったですね!
各楽器の音がハッキリと分離しそれでいてちゃんと調和もしています。
アンサンブルの機微がちゃんと伝わってきますし今まで聴こえていなかった裏旋律やの伴奏が曲を下支えしているのが感じられます。
旧い録音のモノラル音源でもクリアさが増して一皮剥けた演奏はステレオじゃないのに臨場感が増しました。
(しつこいですが)期待してなかったと言いながらも期待していた分の音変化は十分に感じられました!
価値観は人夫々ですが投資した分は十分に働いてくれていると思います。
繰り返しますが高音の抜けと低音の安定感増しに比べ中音が比例的に伸び足りないのは否めないのかな(音源のマスタリングのせいかな?)
ともあれ激安費用対効果は十分に激安ド・エントリー下層モデルでも感じられました!
一皮剥けて音が良くなったと感じる反面、もっと剥ける皮があるのも実感できてしまいました。
そうやってオーディオ沼にハマって行くんだな・・・と、、
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