2020/01/06

半端評:200106

殺人の告白
22年目の告白-私が殺人犯です-
トランスポート
移動都市/モータル・エンジン
ドニー・ダーコ
ロックアウト
ジョーカー
パーフェクト・ワールド 世界の謎を解け

殺人の告白
AmazonPrimeにて鑑賞
いやぁ、良かったです!
こぉゆぅのは前情報を何も入れないで観なければなりません!
邦画リメイクがあるのは知ってましたけど 絶対韓国版(がオリジナルなのか?)を先に観ようと決めていました。
いやぁ、良かったです!

ネタバレ厳禁のどんでんストーリーで、再見するほどの深見は感じられないですが 所謂「熱量」というのはビンビン感じます。
とても面白いです、邦画リメイク版はコレをどう料理しているのかな?

22年目の告白-私が殺人犯です-
と、言う事で「殺人の告白:韓国版」の邦画リメイク版です。
オチのどんでんを知ってしまっているのでインパクト弱くなるなぁ~と思いつつも・・・・・・・
さして何もせず浅っっっさい演出のままあっという間にネタバラしぃ!?
マジっ!?と思ったらココから邦画版の改変本編に突入!
韓国版のラスト部位はあっという間だったが、ココから邦画版本編?としたらもう時間がないでないかい?大体想像つくし・・・・・

いやぁ、ダメだね、うん、ダメ!
「どぉだぁ!韓国版とは違うんだよ!スゲェだろ!」感丸出しで仰け反ってるんだけどスベリまくりなのに全く気づいていない。

韓国版のいろいろなモノを削ぎ落したのに下手な改変をしてるから満ぁ~ん遍ぇ~んなく「薄い」・・・・・・・
海猿(伊藤英明)はきっと、もう、イイ感じの歳なんだろうけど重みも渋みも無いし・・・韓国版の役者さんはちゃんと「寂びれた:錆びれた」感が出てた!
夏帆は只のキチガイ女になっちゃってるし・・・韓国版もキチガイ女だけどちゃんとキャラの掘り込みが出来てた!
藤原クンは安定した藤原演技で決して悪くはないんだが・・・韓国版の方がCOOLだったし、深堀りが出来てる分どんでん時のインパクト(いや、わかっちゃったけど)は大きかった、これはどんでんの位置(ストーリー上の)や演出にもよるので藤原クンの所為ではないと思う。
ビー・バップ(仲村トオル)は邦画版の改悪の権化で「要らん」です、でもコレはビー・バップの所為ではありません。
ビー・バップの件を差し込み改悪するくらいならら「被害者の会」の件を入れ込んだほうが何倍も良かったと思われ・・・

「オチを知っていた」ハンデもあったけど、それを回避するかのような改変は改悪でしかなく、イイトコなしです。

トランスポート
AmazonPrimeにて鑑賞
ジャケ写から想像したモノとは違った・・・・
どこかヨーロッパのSFラブドラマぁ?

ユルっユルでフワっフワ、緩急が無い事はないがカナリ緩やかなのでハラドキもせず・・・・・
如何にも頭が悪そうで華奢で軟弱なカレが最後の最後までヘタレ感を払拭しないし、究極的に「バカ」です、文字通り「バカ」
でも一貫して貫き通すのはカジノジョへの「愛」です。
カレがヘタレであればあるほど、バカであればあるほどカノジョへの「愛」が輝いてきます。
最後に「男気」を見せるも決して「カッコよく」はなく、それでもノー天気な安堵感に包まれる、不思議な映画。

移動都市/モータル・エンジン
AmazonPrimeにて鑑賞
いやぁ、スッゴく観たかった映画!
でも、こぉゆぅのこそ当たりハズレの差が激しい・・・・・
で、結果としては(私見)ハズレでした(涙;
スチームパンク感はハンパないっすけどね!

・・・・・それだけ・・・・・・・・

ドニー・ダーコ
AmazonPrimeにて鑑賞
何だかカルトに昇華してるんだか?してないんだか?
他の人の評価や(独自)解説が必要な作品。
自分は何度も再見するようなハマり方は出来んかった。
解説してるサイトを巡回したがやはり映画だけでなく色んな補完材料が必要なようです。
その時点で単品映画としては成立してないんじゃね?って・・・

制作陣の「仕掛け」としてはギリ「アリ」とは思うんですけど、ハマってる人達の「絶賛度合い」がチト引く、、、、、
こぉゆぅノを「意識高い系」と言うのだろうか???

ロックアウト
AmazonPrimeにて鑑賞
ストーリーとしてはありきたりの展開で何も新しいモノも無ければ、コレっ!と言った新機軸も無い。
只々登場人物が皆「馬鹿」ばかり・・・・・・
中でもヒロインが筋金入りの真正馬鹿なので映画観てイライラなんてしたくないのに ま~イラつく!
途中退場ぉ、しまぁ~~~~~~~~~~~~~~~~
「せんっ!」ってなった時のガッカリ感たるや、、、、

イライラした事しか覚えてねぇ~しっ

ジョーカー
ダークナイトよりも好きです。(ダークナイトも好きです)
ホアキン・フェニックスは怪演というよりコレは名演です!
著名人から有識人、映画好きから無名人までありとあらゆる人が考察を寄稿しています。
考察が深ければ深いほど「ほぉ~~~」とか「へぇ~~~」「そぉなんだ!」と感嘆しますが、頭の片隅で「だから?」ってのもあります。
良くも悪くも余韻に浸る(浸れる)映画です。
ラストの描写で全てがアーサーの妄想話でした、、、的な考察も多いですが、そんな事は蛇足でしかないと私は感じました。
暴徒の中車のボンネットの上で踊るアーサーのシーンで終わりでもよかったと思います。

観客動員とかは分かりませんが技術や派手さとかではなく、演技や内容でコレだけ話題になって猫も杓子も「ジョーカー考察」を上項てるって事は「映画」として大成功なわけです!

「タクシードライバー」との関連を紐付ける考察がほとんどですが、そりゃ、まぁ、そうでしょう。
乱暴に言えば作りはほとんど同じです(乱暴に言えばですよ、あくまでも)
これまた極端に乱暴に極論を言えば「弱者、貧者が物申す」物語は多勢の共感を得やすいのです、と言うかそれがエンターテインメントなのですから!

多くを語るほど賢者でも識者でもないので賢い事は言えませんが、この作品はイイ作品です。
が、アーサーが「ジョーカー」と言うアイコンを被ってしまったが為に(そぉゆぅ物語なんだが・・・)最後までトラビスがトラビスだったタクシードライバーの方がランクは上だと思う(私見です)

パーフェクト・ワールド 世界の謎を解け
AmazonPrimeにて鑑賞
ロシアの映画(ですよね?)
艶やかなヘぃリウッド映画が基準となってしまっている昨今ヨーロッパやロシアの映画をどこか遅れていると錯覚してしまいがちだが ココ最近のロシア圏(うまく表現できないが・・・)のSF映画はナカナカ侮れない。
絶妙に路線が違うので(当たり前だが)欧米系のドンパチSFとは違った趣があって面白い。(どちらかと言うとヘぃリウッドに寄って来てる感もあるが・・・)

何かが足りない、、、気もするがその何かは別の何かでちゃんと埋めてある感じ・・・
う~~~~~~ん、表現が難しいが大満足はしないが不満でもない、かと言って平凡なわけでもなく・・・・・
やっぱり表現しきれないな(汗;