2013/01/21
映画短評:130121
ダークナイト・ライジング
ハンガーゲーム
BRAVE HEARTS 海猿
ダークナイト・ライジング
シリアス路線に舵を切ったダークナイトの続編(だよね?)
残念ながらジョーカーは出てこない(トゥーフェイスは写真と回想で出てはくるが・・・)
ハデなドンパチシーンが怒涛の如く展開されるが重い、前作同様 非常に重い・・・
前作ではヒース・レジャーの狂気に満ちた迫真の演技が結果的に作品の支えになっていた。
何かが足りない・・・
今作では作品の雰囲気はナゾっているものの 二番煎じ感がプンプンで乗り切れず、その重いトーンだけが圧し掛かってくる、、、と感じるのは私だけでしょうか?
クライマックス直前のドンデンには見事にハマりました(笑
天の邪鬼なオイラは中盤からのクドイほどの【マスクマンは頭領の息子じゃね?】描写に「違うんじゃね?」って思っていた。
にもかかわらず、クライマックス付近では他の事に気を取られ 正真正銘の【子】が現れた時に「うぉっ!」と唸ってしまいました!
キャットウーマンやロビンが出てくるのはファンへのサービスか制作側の思い入れだろう。
アメコミの原作の雰囲気や本家/本国でのバットマンのポディションがどんなモノなのかはワカランが、ゴレンジャーや仮面ライダーばりのTVヒーローモノを(私感です)ここまで(一見)シリアスに描き切る手腕は流石ヘィリウッド!!!
前作「ダークナイト」を観ていないとノりきれないが、続編のジンクスはとりあえず乗り越えた作品ではなかろうか?(ジンクスを乗り越えたのであって作品を乗り越えたわけではない)
ハンガーゲーム
“バトルロワイアル”がどうしたこうした?と言われていた作品。
何をどう聞いたのか?【バトロワのリメイク】だと思って鑑賞しました。(バトロワとは関係ないそうです)
巷の評はイロイロとありますが、残酷描写を見せる作品ではありません。
設定的にイロモノ要素が強いですが、ナカナカどうして!人物描写が上手くグイグイと引き込まれて行きます。
メインだと思われがちな“殺人ゲーム”に入るまで全体の半分以上を費やします。
が、全然ダルくない!
主人公が見せる ほんのちょっとした仕草も その感情を如実に表現している、アッパレな演出だと思う。
逆に(もしかしたら半数以上の人が期待していたであろう)殺人ゲームの部分はスカスカでアッサリ・・・・・
正直“物足りなさ”は感じるが それは目に見える描写の事ではなく物語の駆け足速度。
前半ジックリと描かれた人物描写(ま、主人公周りだけだけど)の【濃さ】は皆無でフルスピードで突っ走ってしまう、緩急も無いままなので景色さえ見えない・・・・
物語冒頭からイロイロな伏線(らしきシーン)がちりばめられているが、そのほとんどは回収されなかったり、雑に処理されて物語は終焉する。
映画が終わると『続編』があるんだろうな?と言う事はワカルが、回収しそこねた伏線が続編では回収されないであろうモノが殆どだ。
きっと原作では意味のあるシーンなのだろう?
久し振りに映画を見てから原作を読みたくなった作品だ(原作はもっと濃いんじゃないか?)
原作は長編の3部作らしい(映画化はその第1部だそうだ)
BRAVE HEARTS 海猿
何だカンダで観ずにはいられない海猿(DVDですが・・・)
お約束テンコモリで安心してハラハラ出来る(笑
しつこいようだが仙崎を演ずる伊藤英明はどうしても好きになれない(汗;
でも、海猿の仙埼だけはキャラとして許そう(爆
和製パニック映画の王道?
まるで開き直ったかのようなスーパーハッピーエンドは海猿だから無問題(激爆
飛行機が、ジャンボ機が海に落ちる(着水?)のに300人以上の乗客乗員が全て助かります(驚!
今回 海底に取り残されたのは佐藤隆太 演じる吉岡(映画では置いてけぼりは2回目だよね)
でも、死なない!
死なないと思って観てる(爆
今回は貯めが長かったので「もしやっ?」と一瞬思ったが それじゃぁ海猿のルールに則してないじゃん!と突っ込みが入る寸前に やっぱり生きてた(激爆
アリエンティ~(古っ)な展開がテンコモリだが、全てが「海猿だから」で許される、うん、そぉゆぅポディションをしっかりと築き上げたんだと思うよ、このシリーズは。
コレ、ハリウッドが作ったら 先ず飛行機着水時点で乗客の半数は死亡、モチ数人の死亡シークエンスあり。
救助隊員も数人死亡、救助活動に合わせて派手な演出付き!
そしてクライマックス近くでの死亡フラグが立ってるのが副隊長の嶋だな(爆
そんな風に感じながら観てた(汗;
エンドクレジットで過去シリーズのシーンが挿入されていた。
加藤あい 変わってねぇ~なぁ~~~
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