「今から公園、ポンの練習、何時帰り?」
・・・・・・
どうしても外せない仕事があり、それでも早く切り上げたけれども日没直前・・・・
帰路中に「練習終了、もうウチです」とメールが入る。
ポンのバッティングフォームの改造したかったんだけどなぁ・・・・
ウチに着くとポンが開口一番
「ナイター練習 行ってもイイ?」
「んっ?」
「AちゃんとYちゃんが(ナイター練習)やるんだって、ポンも行ってイイ?」と・・・・
[Aちゃん][Yちゃん]は歴代キャプテンだ!
「『ダメ』って言ったらどうする?」
ほんの冗談のつもりだった、、、、、ポンは無言・・・
「『ダメ』って言ったらどうする?」
もう一度聞く、、、
「・・・・・ダメぇ?」
「だかぁら!『“ダメ”って言ったらどうする?』って聞いてんだろっ?」
「・・・・・・・・」
ポンも最初は冗談だと思っただろう、でも、父ちゃんの追及に困っているようだ・・・
に、してもTVを観ながら耳だけで(父ちゃんの言葉を)聞いてるし、答える気もあまり無いように感じる・・・・・
ちょっとキレた!
「てめぇっ!『“ダメ”って言ったらどうする?』って聞いてんだろっ?」
ビクっとするポン・・・・・
「行きたい・・・・」声は小さい、、、、
未だにそうなんだが、こぉ“意気込み”ってぇのを醸し出して欲しいんだよね、父ちゃんとしては!
「オメェ!行きてぇのか?TV観てのか?どっちだっ!!!!父ちゃん怒ってんのワカルだろっ!!!!」
「うん、、、、」
「そこに立ってみろ!」
ポンを立たせて父ちゃんがTVの前に座り込む、
「(父ちゃんに)『“ダメ”って言ったらどうする?』って聞いてみろ」
「“ダメ”って言ったらどうする?」
TVを凝視しながらか細い声で答えてみる
「・・・行きたい」決して眼は見ない・・・
「どぉだっ、オメェが父ちゃんだったら こんな返答で許可するかっ!?」
「しない・・・・・」
「そうだよなぁ!ワカルか?何で父ちゃんがキレてんのかワカルかっ!!!???」
「・・・うん・・・」
「オメェはいつもそうだ!巧くなりたくねぇのかよっ!打てるようになりたくねぇのかよっ!!!???」
「なりたい・・・・」
「だろっ!!!“練習したい”ってぇのはイイよ、でもな、遊びたいの?練習したいの? 明後日 試合だべ?“どうしても練習したい”って気持ちは無いの?」
「練習するっ!」
うん、、、、少々キビシイのは承知してます、小学生だし、無茶振りしてるのも実はワカッテます。
でもね、気概ですよ気概!
そんなね、星 飛雄馬を育ててる訳じゃないですから一徹になるつもりはないんですけどね(一徹だったらとっくにブン殴ってるけど・・・)
・・・・・・・・・
で、結局(ナイター)行くのさ(笑
中学校のグランドに着くと 既に歴代キャプテン2人が練習してました。
中学生なので3号ボールです、ぶっちゃけ試合が近くなかったらさっきみたいに怒らないし、遊び感覚でも即OK出してたんですけどね、、、、やっぱり今日は試合に向けて(悪足掻きですが)調整練習しないと・・・・なので ポンは2号ボールで別メニューです。
キャッチボールをします。
どうにもフォームが変・・・・・(今更!)
嫁さんとも言ってるんですが、ポンは根本的に基礎からやり直さないとダメなんですよ・・・(汗;
暖気運転のキャッチボールのつもりが送球フォームの改造練習に(爆
肩/腕/肘の位置、体移動のバランス、手首スナップのしかた・・・・
ある意味 年数かけて固まってきてるフォームなので 言うだけで、しかも数分で直る訳がありません(汗;
途端に「肩がイタイ」と言い出しました・・・
うん、本調子でないのはワカル(一応 親ですし・・・)
それこそ試合前なので無理はさせません・・・
「ほんじゃぁ本気で投げなくてもいいよ、転がせ」と云って 今度は守備/補給の練習。
腰が高い!グローブ捌きが悪い!重心位置が悪い!
もう、全てが悪いトコだらけ・・・・・
1球毎に父ちゃんがフォームの手本を見せて練習させます。
・・・・・・・・・
決してダラけている訳ではないのはワカリますが、どうにも体が動かない様子、昼はプールに行ったらしいし、夕方も嫁さんと練習してます。
『基本だけ忘れるな』と言って バッティング練習に行きます。
歴代キャプテンが3号ボールでトスバッティングをやってる横へ移動、ポンもトスバッティングを・・・
先日の大会の後『またフォーム改造するぞ』と宣告して 今度の改造プランの説明もしてあります、ここ数日はそのフォームで素振りもやってる筈(仕事なので素振りの様子は確認してません)
2~3球 打ってスグに止めました・・・・
体が動いてないのもありますが、やっぱり言葉だけでは理解しきれてない様子・・・・
球を打つのは止めて 手取り足とりフォーム改造に着手します。
構え、溜め、スウィング・・・逐一流れを止めて肩の位置や肘/手首の位置や角度を修正します。
腰の位置/向き、スタンス、バットの向き、ヘッドの軌跡・・・・・・
分解写真の一枚一枚を修正するかの如く各箇所を修正します。
大袈裟ですがミリ単位で修正します!
正直“キツイ”と思う・・・
「ほれ、肩っ!!!『ふぅ~』ってしてみっ!」「ふぅ~」
「それそれっ!今の形が一番イイ!!!!」
どうも、ポンの場合「右っ!」って言うと“左”が動く・・・・(激爆
一番“楽”な姿勢が一番キレイな筈なのに、変なトコに力が入ってるから余計にキツそうだ・・・・
バッティング練習の途中でも一回キレました(父ちゃん)
眼の前で(鏡立ち)手本を見せてるのに フォームを崩し眼を逸らして 溜息つきやがった!!!!!!!
いや、同じ姿勢を保つのがキツのはワカッテます、だからかなりの回数は見逃してました・・・が如何せん度を越してきたので
「オメェ!やる気無ぇなら帰るぞっ!オレの真似してみろよっ!何の為に、誰の為に眼の前でフォーム作ってると思ってんだっ!!!!!」
「・・・・・・・・」
何度も言うが 体が着いて来てないのは傍目からハッキリわかってます。
なぁなぁには出来ませんが あまり無理がかからないようにはやってるつもり、、、っつぅか無理しない姿勢が一番イイし、そぉ言ってるんですけど・・・・・・
でもね、激を飛ばしてからポンの眼の色が変わりました、鋭い眼光がギラっと光ってます!
うん、いいね!
今日一番多かったセリフが「そこで『ふぅ~』って言ってみろっ!!!」(力を抜け)でした。
時間が無くなっちゃったので最後に数球 打たせてみる。
かなりイイ!!!!!
「ホレっ!!!今のヨカッタべ?」
「そぉ?」
「構えから溜めまでしか意識してなかっただろ?」(この日はそこまでしか修正できなかった)
「うん、、、、」
「でもな、その後のヘッドスピードすげぇ速かったのワカッタっけ?」
「そぉ?何かまだ(改造したフォームに)慣れてないから・・・」
いやぁ、変に意識してないから良かったんだろうなぁ・・・・うん、だから緊張さえしなければイケルんだよ、おまいさんは・・・・・
帰り際に先々代のキャプテンのお父さんと前任のカントクさんが「ポンちゃん、フォーム イイじゃん!」って言って貰えました「コレで何で打てないのかワカラン???」とも・・・・・
うん、ほんの数時間の改造指南でしたが、濃い練習をした筈、父ちゃんが見てもフォームがかなり変わりました。
まだ、インパクト後の体捌きまで伝授してません・・・
今回のフォーム改造はそこまでヤらんと・・・・
もう時間が無いです(汗;
っつぅか、明日になったら忘れてるカモ・・・(汗;
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このブログを数日後に嫁さんが読むであろう・・・
すると「そんなにしなくてもイイんじゃね?」って きっと言います(爆
でもね、事ソフトに関しては(言葉尻はやさしいが)イチバン厳しいのは嫁さんだったりします。
しかもカントクやコーチよりも的確だったりします。
だったら嫁さんがポンに教えればイイじゃん!って思うでそ?
うん、オレも そぉ思う!
ポンが嫁さんの云う通りにすればもっと巧くなると思う・・・・・
でもね、ポンの理解力よりも 絶対的に足りないのは 嫁さんの
“教える 根気”
だったりします・・・(逃っ=3
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