引き続き 東野圭吾 を読んでる。
評判なのかどうなのか?レビュー記事の多い[ 白夜行 ]と[ 幻夜 ]を続けて読んでみた。
う~~~ん、作品レビューはたくさん上がってるから書かない(いや、書けないんだってば、きっと・・・)
まだ、BOOKOFFで買ったのが3冊あるが、あまり読む気が無くなったなぁ・・・(汗;
いや、表現力とか物語構成とか上手いと思うよ、素直に!
その筆力もスゴイと思う!
選んだ作品のせいなのかもしれないが、う~~~ん、、、、
ストーリーが云々。。。とかじゃなくて、もっと、こう、何か“期待”してるんだよね、読み進んで行くうちに。
面白いんだよ!途中までは、スゴク!
いや、喧々諤々の尻切れトンボな結末(表現)も 別に悪いとは思わない!ココはうぴー的にはマイナスポイントではない!
でもね、結局は上手く言えないんだけど【何か】が足りないんだよね、、、オイラには。
偉そうに言わせてもらえば・・・
この作者は“書かない”表現テクニックが抜群なんだよね!
一見 書かなくてもいいような事をズラズラと執拗に細かく描写するかと思えば 肝心な(と一般読者が思いがちな)トコロは書かない、、、かサラっと流す。
でも、コレって書くトコロ書かないトコロのバランスは常に綱渡りなんだよね!その表現!テクニック!筆力がハンパねぇのよ!
だから読んでて面白い し、どんどん惹き込まれるんだなぁ!
でもね、だんだんそれが表現テクニックじゃなくて“逃げ”のテクニックになってきちゃってる感がある・・・
短編ならよかったけど、長編になるとその運びが難しい!
元は連載モノなの?
物語云々じゃない変な緩急があったり(うん、上手く説明できない)するんだよね?
意見が分かれるラストシーンっつぅかオチも、体(てい)としてはアリで許すんだけど、長編のオチとして、、、この物語のオチではなくて、「もういいでそっ」みたいな投げ出し感を感じてしまったんだよね、この2作には・・・
比較的初期(でもないのかな?)の作品ばかり読んでる(筈?)んで それだけで結論出すのも何なんだけど・・・・
もう、やっぱり、邦人作家は“イイ”(ヤめ)かなぁ・・・なんて・・・・
多作作家っぽいから近年作がどれだけオモシロくなってるのか気にはなるんだけどね、いや、古本屋のワゴンセールしか買わない(買えない)のはオレの所為なんだけどね
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