リヴォルト
カメラを止めるな!
アリータ: バトル・エンジェル
ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生
リヴォルト
AmazonPrimeにて鑑賞
何に惹かれたんだろう?
ネタバレなしのレビューを見ても酷評だらけだし、B級、C級臭はプンプンするのに「きっと何かがある!」と思ってしまった・・・
で、何だったんだろう?この茶番は(笑
カメラを止めるな!
TV放映の前に視ました。
TV放映後にレビュー書いてます。
前情報は何もないまま視ました、っぅつか「ワンカット撮りのチープホラー」って事だけは聞いてました。
何気に評判がよかったですが予告編の「画」と「ワンカット撮りのチープホラー」ってだけでどんだけのモンなのか?と・・・
ビデオテープ全盛期の熱量ハンパない猟奇モノでもなさそうだし、ゾンビだし、、、世間が「スゴイ」っつっても眉唾だと思ってたんで正直視る気は全然無かったです・・・
で、結局視たんですが!!!!!!!
うん、やっぱり話題になるだけの事はあるな!とは思いました。
TV放映後は両極端の評価が上がってましたね、そぉゆぅ作品なんだと思いますが、酷評する側の意見はあまり的を射ていない気もしました(話題だから視たのにツマンネェ、、、的なぁ)
基本、良く出来た作品なのであえて言わせていただくとすると・・・・・
ちょぉ~~~~っと計算高いんだよね、、、っつぅか当然計算してるんだろうけどもぉ、意外と隙が無いほどに計算しつくされている、と思う!
リアルなアクシデント(劇中劇のではなくホントの撮影時)ですらネタに仕込んでいたりするのは予算とか時間の制約以外の計算から来たものだったりするのが感じられる(さて、どのシーンを言っているんでしょうね)
「映画好きや制作関係側がハマる」ってぇのはよくワカル!
が、やはりどこか「意識高い系」的な見下ろされてる感を感じたのは私だけだろうか?????
いやらしい勘ぐりをすれば「低予算の単館上映」ですら計画の内だったりするかもしれない!
流石にソコまで言うと言いがかりだとは思うけどね(汗;
何がそう感じさせるんだろう?
映画自体は決して悪い訳ではないが、ソツなく収まってる普通の出来としか感じなかった。
所謂「低予算のアイディア勝負」的な作品と捉えたとすると「圧倒的な熱量」が感じられなかった気がする・・・
ワンカットの劇中劇だったり3部構成の展開だったり、絶妙な伏線の配置とギミック、そしてその回収等々 実は手際よくキレイに仕上がっている。
俳優さんも上手い!
この「俳優さんが上手い」と言う処にも実はトリックがあって この映画の構成員として「上手い」のであってこのような起用や配置にも制作陣の「巧さ」が垣間見える。
ありとあらゆるものが上手に「カチっ」とハマって話題になったんだと思う、そしてそれは決してマグレではなく 全てではないが相当な計算上に積み上がっているのではないかと勘繰ってしまうのだ。
そして実は一番の功労者は「観客」だったりもする!
いわゆる「ネタバレ厳禁」映画が数多あるなかでこの「カメ止め」はTV放映が決まる前までは本当にネタバレレビューが殆ど無かった。
実際興味が無かったので検索はしてなかったが、コレだけ話題になったのに表立ったネタバレが上がらなかったのは奇跡に近い!
故に話題にもなったのだと思う。
「コレ絶対ネタバレしちゃアカンよな」と思わせるモノが確かにある、そこが一番の制作陣の狙い、演出だったのかもしれない。
と、妙に醒めた評になっちゃったかもしれないけど、メッチャ面白かったですよ!
只ね、やっぱり一発映画だと思うんです、メメントやバタエフェ、6センスみたいに検証用に何度も見返すって気にはあまりなれない、「コレ絶対ネタバレしちゃアカンよな」って思うのはネタバレしたらもう面白くないからなんです・・・・・
巷ではもうネタバレレビューが散見してるので どうしてもどうしても、どうしても一つだけ気に入らなかったトコを吐いて〆ます。
ラストのね「感動した」ってレビューが多いシーンなんですが、アレ脚立やん、絶対脚立やと思ったやん!
で、本当のエンドクレジットで脚立使ってたシーン映ってるやん、、、、だから脚立で〆て欲しかったんよ!
そぉなると感動のラストシーンに繋がらないんだけども・・・・・
アリータ: バトル・エンジェル
原作既読です。
上手にまとめてあるな~とは思った。
あのジェニファーたんがこんなに、、、、妖艶?になってしまうなんて、、、
ストーリー改変上仕方がないのだけれどもxxxxxに向け率先してサポートするイドには違和感を感じた。
何かとリアルCGが話題の様だが、確かにこの作品に限らず昨今のCG技術はスゴイと思う、きっとソレとは気が付かずにいる作品やシーンも多々ある筈だ。
この作品では「ナントカキャプチャー」とかでより一層リアルだとかナントカ・・・
でもね、何だろう?この手のトリッキーアクションが絡むCGって「遠景」に弱い気がする?
顔の表情だったり近接戦のアップシーンやスローモーションなんかは凄いと思うんだけど遠景になって顔の判別がつかないくらい遠くにいる時のヒョコヒョコした動きが途端に「オモチャ」になってしまう・・・その様に見えるのはオレだけだろうか?
制作陣がこの作品(原作)を「好き」だと言う事がワカル。
制作陣が「ワカッテ」作っているのが伝わってくる。
が、原作を知らない人にはどう映るのだろう???
原作では各エピソードに深い、重い葛藤が描かれる、エンタメ志向の興行作品なので仕方がないとは言え、詰め込み過ぎの為に全てが軽くなってしまっている、残念だ。
続編作る気満々だったら流行の3部作とかにすればヨカッタじゃん!そこまでウケる自信は無かったのだろうか?(ま、主に出資者にだろうけど)
ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生
前作からしてそれほど期待はしていなかったので視るのが遅れた(汗;
うん、やっぱり期待(してない)通りであった。
レビューを漁ってたら「J・K・ローリングが脚本を書いてる」んだそうだ、、、、あぁ、、、、ナルホド・・・・
前作もそうだったんだがストーリー展開に必要なモノは結構入ってるし配置もそんなに悪い訳ではない、テンポが悪いのは演出のせいかとも思っていたのだがどうやら脚本のせいだろう、うん。
この人(J・K)実際「ハリー・ポッター」が売れたのでソコは認めるし、ソコソコの筆力やアイディアはある人だと思う。
が、物語を紡ぐ、ましてやシリーズで!となるとどうにももどかしい、いやダメダメでしょう、、、、
ファンタスティック・シリーズはダークファンタジーだとかナントカ色々と崇高な解釈をされてる方々も少ないくないようですが、いやいや、この人只の中二病
です、(あくまでも私見、勝手な言掛かりですが)根暗な性格部分が普通に滲み出ちゃってるだけです!
ハリーの映画化で原作者本人が一番言いたかった事をアッサリと踏み躙られちゃったもんだから「じゃぁ、自分で脚本書くぜっ!」って言っている様にしか見えません、一応世界的大ヒット作品を紡ぎ出したネームバリューがありますからOKがでちゃってさ、、、みたいな・・・
この作品のテンポや展開に違和感、戸惑いがあるのは「小説」だからです・・・
「何?」って・・・・
「映画/動画」なんですけど、分かっている筈なんですけど結局「脚本」が「小説」なんですよ!
「時間」を計算に入れてないんです!
時系列とかそぉゆぅ事を言ってるんではないですこの映画って「間(ま)」を観客に委ねちゃってるんです、でも実際は動いてるし、進んでる(映画が)ので視てる側は追い付けなかったり先走りしちゃったりするんです、分かります?
小説(本)って「時間」が読み手の自由になりますよね、でもって文章や物語、行間に「間」を自分勝手に作る事が出来る。
でもって作家自身も読み手に訴えたい「間」を作らせるように誘導する事も出来る!
その代りソコには実際の「時間」は影響されないんです、書く方もそんなに実時間を考慮しなくても済むんです(と思う)
で、この作家さんは結局自分の云いたい事、やりたい事は全部詰め込みたいし、シリーズだそうだから大きなストーリーは自分の中にあるんだろうけどその中の単一作品としての流れに全然気を遣ってない!
各シーンに「ドヤ顔で『コレってどうよ!』『はい、ココ大事なシーンですよ!後でテストに出ますよ』」的なシーンのオンパレード、着いて行けないのではなく「は?」って感じです。
「ハリー」に絡めとけば何とかなると思ったんでしょうかね?
草案が暗くて忠告した人とかも居たんですかね?何かキャッチーなものを・・・・って捻り出したのが「魔法動物」って・・・・
多分無理矢理捻り出したと思うんだよね、作者の云いたい事、語りたい物語には何ら必要ないですし、前作からまったくストーリーには関係ないですからね・・・・
このシリーズが面白くなるには何を置いても脚本家を本職の人に替えるのが第一でしょう、ソコからがスタートだと思う。
散々貶しましたけど世界的大ベストセラー作家ですから、そこは認めてますよ、うん・・・