2017/09/14

FRINGE 視終った

いやぁ、面白く視てたんですけどね・・・・
違和感を感じ始めてからの修復が成されぬままに終わってしまいました。

シリーズが長期化する企画が多いアメリカドラマの中で(いや、よく知らんのだけれども・・・)5シーズンでキッパリ終わってる!ってのが視始めたきっかけでもあるのだが、その実本当はもっと長期シリーズになる筈の企画だったのではないかと思う。

シーズン1、2まではスゲェ面白かった。
で、シーズン3で少なからず視聴者を逃したと思うんですよね、アレはアレで まぁ、アリだとは思うんですが・・・
巷のレビューを読むと打ち切りの危機を何度か潜り抜けてきているようですがシーズン4の時点で既に終了ありきで最初の規格でのストーリーを大幅に変更してきたのではないかと推測する。

散りばめた伏線を拾う為のシーズン5に向けての帳尻合わせのシーズン4だったのではないか?
それでもシーズン継続の欲は多少あっただろうが起死回生とは行かずに伏線回収のシーズン5。

パラレルワールドやタイムリープものは逃げ道が無限大なのが返ってオチを付けにくいと言う弊害があると思っている、シーズン中盤までパラレルワールド設定を2つに限定していたトコロまでは非常に面白かった!
3つ目のワールドが出てきた時もピーターは絶対元のワールドに戻ると思っていた、いや、絶対戻る設定だった筈なのだ、きっと・・・・
なので物語の破綻する起点は(便宜上オリジナルの)オリビアが3つ目のワールドに来てしまったトコだと思う。
其れまでの不思議な三角関係と嫉妬の伏線は違う拾われ方をしてしまったのだ。

視聴率の問題?制作費の問題?イロイロあったとは思うのだがそこから大胆にストーリーの改変が行われたのだと思う、いや、勝手な妄想なんだが・・・・・

ストーリーの整合を取りながらラストに漕ぎ着けた脚本は(まぁ、其れなりに)一見上手く(無理矢理)収めたとは思うが序盤に散りばめた伏線が置き去りになってしまったモノもかなり多い。

監視人をシーズン5の位置(便宜上悪者)に置いてしまうとオーガストのストーリーが全くの無駄になってしまう、セプテンバーの処理は無理矢理ではあるがちゃんとストーリーに絡めてはきたもののやはりシーズン5の駆け足、無理矢理感は異常だ!

あくまでも『本来は違った筈だ』と言う私の妄想を元にした感想だが「想像がつかなかった」序盤の流れからの「想像の斜め上を行く」帰結ストーリーを視てみたかった・・・

気になった点
・ピーターは登場時 誰か(組織?)に追われていた筈、その後のストーリーにも「逃げろ」と女性に言われたりしている、その伏線は未回収。

・監視人はあくまでも監視人であるべきだった、でないとオーガストのストーリーが軽くなってしまう・・
・知能が高く理論的で環境改造まで出来、時空移動もできる程の未来人(監視人)達、だったら人類が誕生する前の過去へ行けばアッサリと問題解決なんじゃ????

・やはり3つ目ワールドのオリビアはオリジナルオリビアになるべきではなかった!
なるのならオリジナルワールドでの「ピーターを欲するオリビア」の描写が必須!

・サム・ワイス、どうした?彼の存在定義が全くのお座成り・・・

・ある意味ブロイルズがストーリー改変の度にスケープゴートとされてしまっていた気がする・・・

・チャーリーどうしたっ!君は、君がキーマンだと思っていたのに・・・

・アストリッドだけは最後までキャラ設定を貫き通した!制作陣もアストリッドだけは最後までお座成りにせずに描きとおしたと思う、アッパレ!
アストリッドとお父さんのストーリーが本当はあった筈だと思う・・・

・スポックぅ~!最後の扱い酷過ぎない?

・ピーターの生体認証で動く機械はピーターが居ない世界ではどうやって動いた事になっているのか?

・シーズン5通して最終兵器?の部品集めして来たのに、、、結局機械部分は使えないって、、、代替品簡単に調達できたし・・・・

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