超短：140320

今回は少し物足りない作品が続く・・・

アパートメント143
ダイナソー・プロジェクト
キャリー（2013）
アポカリプト

▲アパートメント143
あえてこの作品がっ！！！って訳ではないが、最近この手のPOV（ポイント・オブ・ビュー）の撮影法が増えた気がする。

この手法は誤魔化しの手法であることも確かだが、この映画では設定から使い方まで効果的に使われている。

人によっては途中でオチが読めてしまうカモしれないくらい ストーリーには斬新さは無いし、最後の“おまけ”もバレバレなので驚きが無い・・・

特典映像でこのPOVに“力を入れた”旨が語られるが、やはり手法にだけ頼ってしまった感が否めない・・・
手法自体は上手に使っているとは思うが・・・


▲ダイナソー・プロジェクト
上記と同じくPOVなヤツ
「世界初！恐竜視点の映画！」と予告編では叫んでいる。

「大丈夫だっ！」と叫び続ける探検家であり、クルーの中では大御所であるお父さん、、、
尽く大丈夫じゃないんですけど・・・(滝汗;

衛星テレビ電話（ケータイ風筐体）をあり合せの部品で直してしまう息子って・・・

なんだろう？面白い・・とは思うんだけどな、何かが根本的に足りない感じ。


▲キャリー（2013）
名作のリメイク版

主人公クロエ（ナンチャリ）が“可愛すぎる”と巷のレビューでは書かれているが、そこはそれ、映画的記号としてのキャスティングだし、（そりゃ容姿も大事だけれども）ブスを使うよりは集客目的としては致し方ないかな・・・と・・・・

ジュリアン・ムーアの怪演はスバラシイ！と言えると思うし、クロエ・グレース・モレッツの演技も容姿云々は置いといてイイと思う。（可愛すぎるともオレは思わんのだが・・・）

オリジナル（小説ではなく1976のシシー・スペイセク版）に比べ少し薄っぺらい、よく言うと“とっつき易い”と思います。

でも、やっぱり、分かっていても、、、
最後はアレをヤって欲しかったなぁ(笑


▲アポカリプト
気になってたけど未鑑賞だった作品。
メル・ギブソンは制作に回ると“お堅い”人だと聞いていたが・・・

巷のレビューだと時代考証がどうのこうの・・・との批判があるが、映画ですよ・・・ドキュメンタリーじゃないんだから・・・・

オープニングやラストの描き方に文明がどうのこうの と 少し説教じみた部分があるが、特別作品を貶めているとも思わなかった。

言われていたほどグロな描写が顕著だとも思わなかったし、それほど“お堅い”作品にも感じなかった。

作中ずっと「ズ～～～～ン」と重いなにかが根底にあるように感じられたが、クライマックスに もひとつなにか大きな山が欲しかった気もする(汗;

ブレイブハートやパッションはまだ未見だが、あまり食指は動かない・・・(滝汗;