予報は回復傾向ですが朝は雨です。
回復するであろう午後からの練習に時間が変更されました。
12:00集合でしたが雨は止まず・・・・
学校の渡り廊下屋根のある限られた場所で小ぢんまりと練習開始!
今日のカントク持参の秘密兵器はテニスボールとプラスチックカップ!
これでキャッチボールやゴロの練習をします。
プラスチックカップの口径が絶妙にテニスボールにフィットするので少しのズレでも上手くカップに嵌りません!
コレでグローブの面の位置、向きを正確に合わせる練習です。
チビッコを中心にコレで基礎をヤりながら渡り廊下のグランド方向にネットを張りバッティング練習も並行して行われます、コチラは3号ボールとお約束の(バトミントンの)シャトルで行います。
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で、ようやく雨が上がり(もう時間があまりありませんが)グランドの水はけの良いトコロでノック!
チビッコ三銃士は基礎の基礎、キャッチボールに専念です。
カントクより「父ちゃん!チビッコ三銃士 面倒見て!」とご指名です。
三銃士の中でいちばんキャッチボールが出来ないのはチンです!
チンを真ん中に挟み3人並ばせて 対父ちゃんで順番にキャッチボールです。
今日はさっきのテニスボール練習のおさらいでグローブの出し方、面の向きを時間まで仕込みます、スローイングではなくキャッチング主体です。
一球一球「あぁ~でもない」「こぉ~でもない」と個々に指導しながらキャッチボールをします。
時折カントクが細かい指導をしながら巡回してます、父ちゃんの指導にカントクからのダメ出しは出ないので 方向性は合ってるようです(細かく指導要項を指示されたのではないので父ちゃん也の指導してたんで・・・)
でボチボチ キャッチングのフォームもま、ま、最初よりは良くなって・・・来たのかな?
あまり同じルーチンが続くとチビッコも飽きちゃう(爆)ので 苦手のフライキャッチに少しずつシフトして行きます、コレまたカントクからお咎めはナシなので続行!
チビッコ三銃士に違わずフライキャッチがなってねぇんだよね、ウチのチームメンバーは!!!!
更に歴1年の新3年生+チンを含む入りたての2人はまだまだボールが怖い!ので余計にフライが上がるとビビって足が動きません。
ちょっと前にプニプニボールで練習しましたが、今日は正規の2号ボールでヤります。
ま、ノックとかではなく父ちゃんが至近距離からの柔い球筋で放るだけのキャッチング練習です。
それでも三銃士は腰が退けてしまいます。
コレまた「あぁ~でもない」「こぉ~でもない」と個々に指導して行きます。
ひたすら数をこなして行けば慣れて(感覚がマヒして?)腰の退けも少なくはなってきますね、だんだんボールに向かってくるようには見えます(モチまだまだですけどね)
チビッコ相手は大変なんだよなぁ~
捕れれば褒めちぎってやるんだけど、ダメ出しのタイミングや程度が掴めない・・・・ヤル気を削いではいけないので加減が難しいッス、、、
で、ソレは突然起きた!
ちゃんとボールに向かって来たチン・・・
目測を誤ってボールがグローブにさえ当たらなかった(ボール2個分距離が足りなかった・・・)
ボールはそのまま放物線を描いてグローブの位置ををすり抜け左足のひざの上に「ペチっ」と・・・
本当に「ペチっ」と当たった、、、
と言うより落ちただけなんですがねぇ、、、
至近距離から放り投げる大した高低差も無いフライですが ま、痛いはイタイでしょうな・・・
“泣くぞ”と直感的に思いました(笑
丁度カントクがこのシーンを見ていました
「痛くないイタクない!大丈夫!!!」
前に人生初のデッドボールを受けた時の呪文です(笑
が、“あぁ、今日はこの呪文 効かねぇ~なぁ”と思いました、一応 耐えてる感は見えますが“耐えきれない感”が滲み出てます。
あえてスグには声をかけませんでした(『大丈夫か?』とは聞きましたがね)
声を殺して泣きはじめたチン・・・
実際 大した事でないです、こんなんで泣いていたらこの先 持ちません!!!!!と言いたいトコロですが まだ始めたばかりですし、小さいですし、分らなくはありません、、、
この辺がチビッコ指導で難しいトコロです。
個々の性格なんかもあるし、一律に指導法がある訳でもないです。
やる気の問題等も含めるとココの対処は大事です!
自分の子なので対応も余計に難しいです。
足が完全に止まり下を向いてプルプルしてるので 寄って行って「痛ぇ~のか?」と聞くと コクンと首を縦に振ります(声は出ません)
「ちょっと休むか?」と聞きます
ブルブルっ!と首を横に振ります!
おぉおぉっ!耐えてるねぇ!!!!!
正直 今日のこの状況のチンは直ぐに退散すると思ってましたが『ヤルっ!』と言う意思表示です!!!
「おしっ!ガンバレっ!」と言って三銃士練習再開です!
が、やはり、今日のチンはちと芯が柔かった・・・
『ヤルっ!』って言うから再開したんだが 涙が止まりません!
痛みに耐えてガンバルってぇんなら褒めてあげたいんですが(実際 本人はそのつもりだったとは思います)体が動きません・・・・・
自分の番が来ても下を向いて泣くだけでコッチを見向きもしません!
ダメです・・・・いや、チンが自分なりに頑張ってるのは十分わかるんですが こぉゆぅ態度は父ちゃんの方が我慢できないんです(性格も該当学年も違いますがポンがグランドで泣きだした時に引きずり出した事が一回だけあります・・・・)
状況的に雰囲気も良くありません、今日は三銃士で練習してます、チン一人相手のマン・ツー・マンだったらヤりようはいくらでもあるんですが・・・
そっとチンに歩み寄り「痛ぇ~のか?」と再度問質します・・・
先程と同じようにコクンと首を縦に振るチン・・
実際 時間経過的にはもう痛くない筈ですが、心が折れちゃった・・・いや、曲がっちゃった感じでしょうね、このまま続けてもヨクはなりません。
チンにとっても父ちゃんにとっても結構な分岐点です、父ちゃんの中でゴォ~~~~~っと音を立てて何かが渦巻いています!
瞬時ではありますが重大な決断をする瞬間です!
表現が大袈裟ですけどね、実際 父ちゃんの対応如何で チンがこの先ソフトを好きになるか嫌いになるか?くらいの重大な分岐点です!
「痛ぇ~ならアッチで休んでなさい!」
と落ち着いた低くドスのキいた声でゆっくり言いました。
クルっと後ろを向いて歩きだすチン・・・
後ろ姿に「痛くなくなったら戻ってきなさい」と声をかけます、コクンと頷くチンの後姿が痛々しい・・・・・
嫁さんが見てたらスッ飛んで来るだろうな~と・・・
練習の残り時間はもう30分もありません。
“今日はもぅアカンやろなぁ~”“どぉやってフォローしようかなぁ~”とチンの背中を見て考えてました・・・・“母ちゃんにドヤされるなぁ~(父ちゃんが)”とも・・・(激爆
がっ!!!!がですよ!
一旦退いたチンが眼頭をゴシゴシすると直ぐに戻って来ました!
まだフォロ~の仕方を考えて残りの二人の指導もままならないほんの 1分程度(チンが抜けて キャッチングは2順しかしてなかった)でスタスタとチンが列に戻って来たんです!!!!!
「もうイイのか?」
コクン!
「ヤれるのか?」
コクン!
もう泣いてません!!!!!!
素直に褒めてやりゃぁ~イイのに、ついつい母ちゃんに怒られそうな(いや、怒られるだろうな)行動に出てしまいました。
ソフトを初めてからずっとチンに言ってる事があります「声を出せ!」「挨拶/返事はキチっとしろ!」
コレはポンが始めた時にも同じ事を言ってきました。
なのでついつい・・・“なんですかぁ~?”のポーズをとってしまった、“聴こえません”のボディーランゲージです。
今のチンにとっては傷口に塩を塗る所業かもしれない・・・と思った時には時すでに遅し・・・・(絶対 母ちゃんに怒られる・・・・)
が、もう下を向いていないチンからは「はいっ!」と元気な返事か返って来ました
おぉおぉおぉっ!!!!!!
エライぞっ!チン!父ちゃん泣きそうです(笑
時間まで寡黙ではありながらもキッチリと練習をこなしたチン!
父ちゃんも出方を迷っていたが帰りの車中ではスッカリ元のチンに戻っていました。
恒例のお風呂反省会、どうしようか悩みましたが話を出してみました。
「今日 泣いたやん!」
「うん・・・」
「痛かった?」
「スッゴイ痛かった!」
「そぉ~か・・・・」
「でな、痛いのはしょうがないやん」
「うん、、、」
「泣くのもしょうがない、父ちゃんも『泣くな』とは言わない」
「うん、、、」
「でもな、その後グジグジしてたやん」
「うん・・・」
「アレはアカンで」
コクン・・・
「今日は怒っちゃいないし、まだチンは小さいからまだ怒らんけど、ポンの時にはスゲェ怒ったんやで」
コクン・・・
「グジグジしてたらアカンでぇ!」
「ワカッタ」
最近はチンの“ワカッタ”もポンの“ワカッタ”と同じくらい信用できないのですが・・・
「でも、今日はヨク頑張ったなぁ!父ちゃんあのまま戻って来んかと思った。」
「スッゴイ痛かったケド、ヤりたかったから」キッパリっ!
「うん、うん、エライエライ!」
ともすると心が折れて「二度とソフトをヤらない」と何時言いだすかヒヤヒヤの父ちゃん/母ちゃんです。
が、「あぁすれば、こぉ~すれば上手くなる」と話をすると貪欲に食い付いてきます。
父ちゃん/母ちゃんが思う以上に、当のチン自身、いや、自身が思っている以上にソフトが好きなのかもしれない・・・
ガンガレっ!チン!!!
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