2022/08/07

半端評:220807

ワンダヴィジョン
IRIS-アイリス-
ATHENA-アテナ-
ラブ、デス&ロボット Season 3



ワンダヴィジョン
「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」を視るにはコッチの視聴が(ほぼ)必須だと言う事で視てみました。
正直あまり興味は無かったんですよ、MCUをドラマまで追いかける気力は無かったし 予告編にもワクワクはしなかったんですがね・・・

唯一興味を惹くのはワンダ役のエリザベス・オルセンが大好きなアメリカのドラマ「フルハウス」でミシェルを演っていたので出演作はチェックはしている程度。
(調べたらミシェル役は双子の姉姉妹でエリザベスはミシェル(達)の妹らしい?)

シットコム(アメリカドラマでコメディタッチで観客の笑い声が入ったりするタイプのドラマ)形式で展開し、更に序盤(数話)は白黒でドラマが展開します。
何も調べずに視始めたので「何だコリャ?」状態です、しかも正直 面白くも何ともない・・・
挫折する寸前で物語が大きく転換し始めました!この絶妙な「間」は結果的に良い演出構成だったと思います。

物語が動き出してからは話が俄然面白くなってきますが、ドクター・ストレンジの前情報でワンダがヴィランになる事を知ってしまっているのでその辺のサプライズを感じられずに残念でした、、、

ラスボス構成をどうするのか?と思ってましたが本当にラスト直前に斜め上方向からのラスボスが参戦してソレはちょっと興覚めでした。
それでもシリーズ通して上手にまとまった物語だったと思います。
が、やはりドクター・ストレンジ関連が無ければ視なかっただろうし、視なくてもよかったと思えてしまう作品だったかな???
やっぱりMCUはもう何をこねくり回してももうクド過ぎるよね。

IRIS-アイリス-
公開当時は大分話題になった韓国ドラマ。
共同制作として日本ロケも行われていてそこそこ重要なロケーション設定になってて門が足り中に何度も行ったり来たりしてます。
主演はイ・ビョンホン、そしてヒロインにキム・テヒと豪華です。
製作は2009年なので展開は旧い・・・と言うか今となっては旧いと言うだけで当時ではワクドキなストーリー展開だったと思います。

話が逸れますが、元々はテヨン(少女時代)が唄う「I love You」が大好きで調べたら、このIRISと言うドラマのスピンオフの「ATHENA-アテナ-」と言うドラマのOSTと言う事が判明して、だったら本家から視ないといけないな!と思いつつ10年以上も経ってしまったと言う次第(汗;

ご都合主義な展開は「当時ではそんなに気にならなかったんだろうな」と思われるので問題視しませんし、恥ずかしいほどにテンプレに沿った王道展開と豪華キャストによる熱演が胸を熱くします。
かなり多めで思い切りのいいバンプ(使いまわし。回想)シーンがあるのですが、差し込み方が上手なので気にはなりません。
当時の2代スターの共演なのでイとキムのイチャラブシーンがえげつなく長いとか挿入歌ほぼ1曲分イメージシーンだったりとカットできる部分が多めには感じた。

「今となっては」となってしまうのは仕方のない事だが前述の通り「今となっては王道テンプレ」なのでアレやコレやが想像通りの展開になるのでその辺はちょっと物足りなさを感じてしまうが、やはり当時の一大プロジェクトなので演者の演技や政策の力の入れようが半端なく見応えは抜群です!

「旧い」とは言え今見ても十分に面白いと思える作品でした。
繰り返しますが「今となっては」物語の進行テンポはすこしゆっくりなんですけどね。

さぁ、これで「ATHENA-アテナ-」に行けるぞ!と思ったら「IRIS2-アイリス2-」ってのがあるらしい・・・
製作年はATHENAの方が旧いのでとりあえずATHENAを視てみましょう!

ATHENA-アテナ-
テヨンのOSTが聞きたくて本家のIRISから視始めてこのスピンオフ作品にようやく辿り着きました。
製作費は本音の2倍掛けてるらしい!
スピンオフと言うだけあって同じキャラクターも出てるし世界観は全く同じ(まぁ、ストーリー自体が同じ世界線だしね)で面白くない訳が無い!
筈なのだが・・・

何だか面白くないんだよね?
演者がね、何だかね・・・
主役カップルがイケメンさんと美人さんなんだけど何だか泥臭い?いや、十分にイケメンだし美人さんだし演技が悪い訳では決してないんだけど 本家のイ・ビョンホン、キム・テヒカップルの劣化版に見えてしまう、、、いや、本当にイケメンさんと美人さんなんだけど本家が完璧すぎたのかもしれない。
コレは完全に個人的嗜好なのだが、ヒロインさんよりイケメン君の元カノの方がカワイイんだからたちが悪いwww

そしてコチラでも軸は【「愛」と言う名の自己中な暴走】なんですよ。
IRISの時は何故か(ギリ)許せたんですが今作ではどうしても許せないんですよね。
本家は最初こそ【味方どおしの許されない「愛」】で序盤から設定ユルユル展開で「仕方ねぇ~なぁ~」と半ば諦めムードで観賞できたんだが 今作は【敵と味方の許されない「愛」】なんでね、ある程度ゴチャゴチャした展開が予想できちゃうんですよ。
案の定イケメンとヒロインが勝手な事ばかりする展開で死傷者が大量発生な訳ですよ。
イケメン君の方は正義組織の人なのですが捜査の決定的な邪魔ばかりするし、ヒロインさんはイケメン君と悪の組織を天秤にかけた時の行動に不安定さがチグハグなんですよ。
どちらかと言うとイケメン君の方が「組織を裏切ってでも」と言う姿勢は一貫してる(何度 裏切るんだ?ってくらい組織機壊滅機会を潰してる)のに、ヒロインさんは不可抗力な事例もありつつイケメン君にまっしぐらになれない体たらく、コレが幾度となく繰り返される為 半分くらいで飽きてしまうのよ。

でもね、制作費がかかってるだけあってスケールも(一応)相応にデカいし、演出も派手で見応えは抜群!
本家を視ていなくても十分に楽しめるのでコレだけをみたら(グダグダのイチャイチャは別として)十分に楽しめる作品ではなかろうか!
いや、楽しかったんだよ、冒頭に面白くないなんて言ったけど結局は面白かったんだよ、うん!

でね、何で私がこの作品を視たかと言うとだね、、、
何でコレを視る為に本家から鑑賞して長旅をしてきたのか?と言うとだね!
そう、テヨンのOST目当てなんですよ!
もう、本当にコレだけは目的と言っても過言ではないんですよ!!!
あの名作「I LOVE YOU/愛してます」が名作たるゆえんはこの作品のOSTだったから!って思ったからこの作品に使われたからこそ名作に成り得たんジャマイカ?と思ったからこそこの作品を視たんだよ!
スピンオフだって言うから世界観を構築するためにちゃんとテヨンがOSTに参加していない本家から視たんだよ!!!!

で、ちゃんとね、もうそれっぽいシーンでソレっぽい演出で歌が流れてはいるんだけど・・・
合ってない、、、と言うか歌の継ぎはぎ編集がショボイんですわ(哀;
流石にフルコーラス流せとは言いませんがソレっぽいシーンではありながらも全然シーンに合ってないの、こんなシーンに「バラードでも流しとけばいいだろう」的なぁ、天下のテヨン様の曲だから「誰も文句は無いだろう」的なぁ・・・
テヨンのバラードが流れるシーン演出がとにかく雑!
この作品はOSTに名立たるアーティストが参加して楽曲提唱してるんだがテヨンの曲に限らず、どの曲がバックで流れるシーンもチープ、チープ、チープ!!!

最終的に「●ななくてもいい人がたくさん●んじゃったな」と言う感想しか出てきませんでした。
面白かったですけどね。

ラブ、デス&ロボット Season 3
これ、シーズン1-2のレビュー書いたはずなんだけど見つからないんだよね?なんでだろ?
最近映画レビュー記事で書いたはずの記事が見つからない事が多い、絶対書いたはずなのに・・・・は、置いといて。

前シーズンの感想は再稿しませんが、今作も面白かったです。
全編アニメの短編オムニバス形式(ラストの話はアニメだったのかな?)
割とエログロ要素が突き抜けていたシーズン1、2と比べてかなりまろやかになった感じでちょっと「意識高い系」なストーリーが大半を占めていました。
そこをどう判断するのかは人夫々ですが私にはパンチ力が減衰したなと感じてしまいました。
でもね、どの話も(全9話)短編らしい丁度いい演出・展開で手軽に楽しめました。

0 件のコメント:

コメントを投稿