2023/01/03

半端評:230103

仮面ライダーBLACK SUN
サブウェイ123 激突
ノンストップ
トッケビ~君がくれた愛しい日々~


仮面ライダーBLACK SUN
仮面ライダーBLACKのリブートなんですね?
胸のマークは「∞マークの崩れた形でした」みたいなこじ付けシーンが出てくるまで気が付きませんでした。
AMAZONはAmazon提供だしそのチョイスに惹かれはしたが、ウルトラマンと同様にコアなライダーファンダムから見て今作のチョイスはどうなんでしょう
ね?
正直BLACKは視てない(リアタイでしたし、見た事無い事はないですが断片すらも覚えてない程度です・・・)ので思い入れも何も無いのでオリジナルとの繋がりとかリスペクトとかオマージュなんてのには全く何も気が付きませんです。
学生闘争とか取り入れて政治思想?とか(昨今流行りの)マイノリティ問題を軸にしたかったんでしょうがうまく噛み合って無いような気がするんですよね
~
ルー大柴の演技は決して「悪い」とは思わないんですが、何だろう?(決して
「良い」訳でもないんですが)「濃過ぎる」んですよねwww
彼のシーンだけ異様に異質過ぎて浮きまくりで流れの邪魔になっちゃってるんですよwww

そもそものテンポもよろしくないです。
ドラマだから?と高を括って(たかをくくる)のが流れがのんびりなんです。
描写が濃くて丁寧、あまねく情報を練り込んでいるので話が長くなっている・
・・・のではなく只々間延びしてるだけに感じるのは「実はあまり詰め込まれていない」スッカス力な内容、展開だからなんですよね。
話のスジ自体が何のピネリもないのにこの作品における勝負をかける「売り」
は何だったのでしょうか?
もっとちゃんと世界観を構築してくださいよ!
この世界の人たちは「擬人化状態の怪人」を瞬時に「怪人」と認識できるようですが視聴者側には判別要素が分かりません?
そもそもこの世界の「怪人」はマイノリティ扱いを受けているんですが、基本
能力だけで人間を優に超えているのでは???
テロリストのようにコソコソ戦わなくても簡単に人間を蹂躙できるのではないでしょうか?
更に、そもそもが軍用利用の為に開発された人造人間なんでしょ?
物語では「人間」を「怪人」に改造出来るみたいですけど、あの「石」って何
なん?

更に更に、「特別な石」って揃うと何なん???
「怪人」って作られるだけなの?
繁殖能力があるような見せ方だよね?でも元は作られた改造人間なんだよね?
??
スズメってwww
「怪人」が食うゼリーみたいなのって「人肉由来」的な事も言ってたよね?
何かと創世王のエキスが必要、、、っぽいのですが「人間」「怪人(一派)」
双方とも創世王が必要であるような流れ作ってますよね?
創世王を消滅させようと思ってる「怪人(一派)」との対立はさておき、創世
王を必要とする「人間」は「怪人」をいいように利用するという目的としては納得できる、が「怪人(一派)」は「人間」に生贄として捧げる為に創世王が必要なんですと!!!!どんだけ僻み根性やねん!?
そもそも「生勢派」の幹部はみんな激強の殺マシーンやないの!!!
主人公兄弟が創世王に成れる?成れそうなのは何で?何が特別なの?
「変身っ!」って言いたいだけ?
拘りなのかどうなのか主人公兄第2体だけ、だけ、だけ「造り込まれた」・
・かの様なアクタースーツ、、、あくまでもアクタースーツ、、、着てる感バッチリ!!!
しかもその他大勢はほんの一部を除いて「マスク」・・・ショッカーの戦間員
ですら全身衣装だぞwww
別にねいいんだよ、っつぅかアラフィフ世代が観てた仮面ライダーは正にこんなんだから!
でもこの作品は「・・っぽい」思想が練り込まれた・・っぽい造りで、R18指定までして(ドコが?)疑似リアル、、、っぽい世界観にしたかったんだよ
ね?

とにかく全てが「・・っぽい」だけなんですその対象すら五里霧中。
新機軸は皆無で何処かで見た事・聞いたことのある要素を持ってきて「・・つ
ぽく」並べてるだけ。
その各要素を上手に絡めて物語を深くしてくれればいいんだけど、並べてるだけだから風が吹けば飛んで行ってしまうようなペラペラな出来。
「シリアス」とか「ダーク」って言葉を履き違えちゃってるんだと思うんです
よね?
物語の中核で動いてるのは皆「こどおじ」だし、せっかくの若人はこの世界観に相応のリアル感がゼロ、&スズメの坊やの演技の酷さ!!!!!

期待して観始めてしまったばかりにガッカリな印象しか残っていません。

サブウェイ123 激突
デンゼル・ワシントンと暴走列車の組み合わせは前にもあったね?(アンストッパブルだっけ?)
今回は暴走列車じゃなくてトレインジャックvsワシントンって感じの映画でしたね。
調べたら何度目かのリメイク作らしくそれだけ原作が優れているって事でしょう。
そのプロットはスバラシイのですが最後がどうにも腑に落ちない・・・
イイとか悪いとかではなく 昨今では視聴者が「意味」や「理由」を求めてしまう傾向にあるのでこのラストにモヤモヤが残る事になるのだと思う、偏に演者の演技がスバラシイので余計にモヤモヤ感が募ってしまう。
(ちょっと旧いんだろうけど)原作がいいんだと思います。
どうしてもキレてるキレ者がドンピシャなトラボルタが最後にもう一捻りブチかましてくれると期待しちゃったんですよね(汗;

ノンストップ
女スパイ飛行機アクション?のやつ
ド定番のアクション・コメディ、韓国映画界はこぉゆぅ作品を作るのが上手いなぁとつくづく思う。
ハリウッド映画だったらココにビッグネーム看板俳優を配しスタイリッシュを足してお金のかかった一大エンターテインメントに仕上げてしまうのだろうが きっとウケないと思う。
韓国映画はこぅいうド定番のある意味手垢に塗れたコンテンツも破綻する事なく手を変え品を変え鑑賞可能な佳作に無難に仕上げてくる。
展開が分かっていても安心して観ていられる『水戸黄門』の様な様式美である。
物語の展開も演出もテンポが軽快で「どこかで観たことあるような」物語だが最後まで気持ちよく鑑賞できる良作です。

トッケビ~君がくれた愛しい日々~
「ホテル・デ・ルーナ」を観た後にレビューを漁ると対比として必ず出てくるドラマです。
題名は知っていたて評価もかなり高いことは承知していましたが、ドラマとなると時間も労力も削られるので二の足を踏んでいました。
一念発起して鑑賞開始!流石にイッキ観は無理でしたが3日で完視聴しました。
前半を観た時に『デ・ルーナ』と一緒やん と思ったのだがトッケビの方が先なのでコッチが本家となるんだなと・・・
昼ドラの様にドロドロしていなくてベタなラブコメなんだけど、古いっちゃぁ旧いんだけど、王道の王道たる所以なんだろうね、メッチャ良かったですよぉ?
物語が進むと割と頻繁に泣かされますしね、でも一番泣かされたのは物語の冒頭でした。
主人公の幼少期の描写で主人公が置かれた状況を把握し、受け止め、泣きながら健気に行動するシーン、、、もう号泣でんがな。

あと、役者陣もよかった!出てる人 皆良かった!
悪い人が(物語上)一人しか居ないの、後皆イイ人達ばかりなの、クライマックス直前の展開に椅子から転げ落ちる程ビックラこいたがそこから無理に引き伸ばしせずにきちんと全員がハッピーになる落とし込みのタイミングとテンポも清々しくて天晴れです。
韓国ドラマの紹介で必ず名前が挙がるのも頷ける素晴らしいドラマでした。

日本の放送形態の違いで総話数がカナリ違い編集点も違うと思われるが(私はDVD版で全24話だったがオリジナルは全16話)ハマればイッキ観賞必至である。

後日談はあるのだろうか???

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